全長約3.7m! スズキの「小さなSUV」何が魅力? 軽より“ちょいデカ”「クロスビー」どんなモデル?
3トーンコーディネートが個性的!
クロスビーには「HYBRID MZ」「HYBRID MV」「HYBRID MX」という3種類のグレードが設定され、それぞれのグレードで2WDか4WD、そして2トーンルーフ仕様車または3トーンコーディネート仕様車にするか否かを選べます。
3トーンコーディネートでは、ルーフ、ボディ、ドアパネルに異なる3色が採用された仕様。
ルーフ・ボディ・ドアパネルで、「ミネラルグレー・タフカーキメタリック・オレンジ」と「ホワイト・スーパーブラックパール・レッド」の2種類があり、ルーフやボディは落ち着いたカラーとした一方で、ドアパネルに採用された鮮やかでビビットなカラーが目を惹きます。

この3トーンコーディネートは、ほかの車種にはあまりないカラーリングとなっており、人とは異なるスタイルを求める人におすすめです。
またHYBRID MZでは、シートをブラウンレザー調、インパネカラーパネルやドアトリムカラーパネルをブラウンメタリック、ドアトリムクロスをブラックレザー調とした「ブラウンアクセントパッケージ」というインテリアにブラウンのワンポイントなどを加えたオプションも設定。
シックで上質感がありながら洒落っ気も感じられるブラウンアクセントパッケージは、インテリアのデザインにもこだわる人に最適でしょう。
遊び心のあるインテリアもクロスビーの特徴のひとつ。さらに、リアシートのスライド機能が左右で独立しており、後方に165mmのスライドが可能なので、後席の乗員ものびのびと座ることが可能です。
コンパクトカーではあるものの、ラゲッジスペースも広く確保しており、後席を倒さなくてもゴルフバッグやベビーカーが収納できます。
また、シートアレンジが豊富で、リアシートをすべて倒したり、片方だけ倒したり、助手席も含めて運転席以外すべてを倒すこともでき、趣味の道具を積むときやたくさんの荷物を載せたいときなど、シーンに合わせて変えることができます。
HYBRID MZとHYBRID MVでは後席の背面とラゲッジフロアが防汚タイプになっているので、濡れているものや汚れているものを積んでもお手入れしやすい仕様となっているのもポイント。
なお、前出のブラウンアクセントパッケージではシートが防汚タイプにならないので、注意が必要です。
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クロスビーの魅力は、コンパクトなサイズでありながら室内空間が広く、パワフルな走りでシーンを選ばず活躍できる点にあり、運転手と同乗者のどちらにとっても快適なクルマだといえます。
日本は狭い道や駐車場が多いこともあり軽自動車が人気ですが、軽自動車より少し大きくてもいいから、小ぶりで荷物が積めて本格的に走れるクルマが欲しいという人に、クロスビーは至れり尽くせりな存在なのではないでしょうか。
Writer: 奥彩花
京都府生まれ。車関係のライティングは学生時代から続けており、車に詳しくない方にも分かりやすく興味をもってもらえるような内容を心がけている。










































