「ドライブスルー恐怖症」どう克服?「ぶつけそう」「手が届かない」繊細な”運転テクニック”必要な店舗システムの「攻略法」とは

ファストフード店の「ドライブスルー」は、壁ギリギリにクルマを寄せつつ、さらに小回りで店舗をぐるっと回り込む必要があります。壁や柱にクルマをぶつけないよう気を付けるため、利用するのが苦手な人もいます。コツはあるのでしょうか。

運転初心者がビクビクする場所

 ハンバーガーのファストフード店などには、店舗内のレジに並ぶことなく、マイカー車内から注文と受け取りができる「ドライブスルー」という設備があります。

 しかし、ドライブスルーの専用レーンは道幅が狭いことが多く、またマイクや商品受取口に車両を上手く寄せる必要があるため、ドライバーにとって難易度が高いものです。

 慣れない車両を運転する場合や運転そのものに自信がない場合、ドライブスルーに苦手意識を持つ人も多く、SNS上でも「運転下手すぎて機械に手が届かない」「壁にクルマこすった」「車を寄せるのに神経を使う」「絶対無理。駐車場停めてレジ使ってる」などの声が見られます。

 苦手意識を無くすにはどのようなコツがあるのでしょうか。

ドライブスルーのイメージ(画像:写真AC)。
ドライブスルーのイメージ(画像:写真AC)。

 ドライブスルーで特に注意が必要なのは、車両の右側と、左前端です。マイクや受取口にできるだけ寄せようとして車両の右側を擦ってしまう、あるいは受け取り口へ回り込もうとした時に角にぶつける、あるいはカーブを大回りしすぎて左前端を擦ってしまうトラブルが多く見られます。

 車両を受取口に横付けする際やカーブを通過する際は、右の後輪が通る軌道を想定することがポイントです。「内輪差」といって、曲がる時に前輪よりも後輪が内側の軌道を通る特徴があることに注意です。クルマの後方が壁や柱に接触しないかどうか、サイドミラーでしっかり確認しましょう。

 いっぽう、右斜め後ろばかりに気を取られていると、前方の思わぬ障害物にぶつけてしまう可能性もあります。ドライブスルーではよほど大きいクルマでない限り、車両の右側がサイドミラーで障害物と干渉しない程度に十分近ければ、左側も通れると判断することが可能です。ただし普段と違う、大きなクルマを運転する場合は車両感覚も大きく変わってしまいます。

 成人の肩から指先までの平均的な長さは「60~70cm」です。車両に乗ったまま、窓から手を伸ばして商品を受け取るには、余裕分を含め、受取口から50~60cmの距離に車両を横付けするのがスマートです。

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