マツダの「すごい“クーペ”SUV」 斬新スタイリッシュデザイン採用!? 「欲しかった…」声も 次期モデルは? 「中国・CX-4」とは

「マツダ6」の後継!? 新たな「EZ-6」とは? さらに新SUVも登場? 次期CX-4?

 マツダは現在、CX-5やCX-30、CX-50、そしてマツダ3の4車種を中国で展開していいます。

 2023年に発売したCX-50はトヨタのハイブリッドシステム「THS」を搭載するHEVモデルも用意するなど、肝入り車種として投入されたものの、販売台数は低迷続きで毎月1000台以下を記録しています。

 また、CX-30は中国専売のBEVモデル「CX-30 EV」が2022年に投入されましたが、これも月間販売台数は50台に届けば良いほうという状況で、ほとんどの月では1桁を記録するほどの不振状態。結局、CX-30 EVは2023年に販売を終えた形となります。

北京モーターショー2016 マツダプレスカンファレンス
北京モーターショー2016 マツダプレスカンファレンス

 販売が低迷しているマツダですが、2024年4月に開催された北京モーターショー2024では長安汽車と共同開発した電動セダン「EZ-6」をお披露目しました。

 長安汽車の電動ブランド「ディーパル(Deepal)」で販売されている「SL03」をベースに、マツダ独自のデザインや乗り心地のエッセンスを加えたモデルとなり、当面の間は中国のみの販売となる予定です。

 電気自動車(BEV)に加えて1.5リッター直列4気筒エンジンを発電用に搭載するレンジエクステンダー付きEV(EREV)の2種類を用意しており、電動車が新車販売の大多数を占める中国市場にて再び攻勢に出る考えです。

 マツダはEZ-6を2024年中に中国で発売するのに加え、同じくディーパルの「S7」がベースと見られる新たな電動SUV「創(ARATA)」もお披露目しました。

 車名は商標の出願情報から「EZ-60」になると見られ、2025年に発表するとしています。

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Writer: 中国車研究家 加藤ヒロト

下関生まれ、横浜在住。2017年に初めて訪中した際に中国車の面白さに感動、情報を集めるうちに自ら発信するようになる。現在は慶應義塾大学環境情報学部にて学ぶかたわら、雑誌やウェブへの寄稿のみならず、同人誌「中国自動車ガイドブック」も年2回ほど頒布する。愛車は98年式トヨタ カレン、86年式トヨタ カリーナED、そして並行輸入の13年式MG6 GT。

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