対向車が「謎のパッシング」! 一体どんな意味があるの!? 運転の状況や“シチュエーション”から考えられる「さまざまな意味」とは
まだまだある!「パッシング」の伝える意味とは
そのほか、「ライトがハイビームになっているよ」という意味で、対向車がパッシングしてくることもあります。

最近では自動でロービームとハイビームを切り替える機能を搭載したクルマが増えつつあるものの、手動切り替え式のクルマもまだまだ多く、何かの拍子にレバーに手が当たったり戻し忘れたことでハイビームのまま走行してしまう場面も。
これは対向車からすると非常にまぶしいため、注意する目的でパッシングをするのです。
ハイビームの戻し忘れは自分だと意外と気付かないものですので、もし夜間に対向車からすれ違いざまにパッシングされたら、ハイビームになっていないか確認してみましょう。
またこれと同様の使い方では、「昼間なのにヘッドライトが点けっぱなしだよ」と教える意味で使用されるパッシングもあり、主にトンネルの多い山間部などで見られましたが、近年では昼間もライトが自動で点灯するクルマも登場しているため、次第に消えていく合図なのかもしれません。
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このように、対向車からパッシングには合図や注意を促すさまざまな意味があります。
自分からする機会がないとしても、こうしたパッシングの意味を覚えておくことで、いざという時に困らずに済むかもしれません。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。












