なぜ「雨の日に洗車」勧める? 無駄じゃない? ガソスタで声掛けするワケは? 雨で汚れは落ちないのですか?
雨の日の洗車にはデメリットも? 実は注意しておきたいクルマのあの部分…とは
しかし、もちろん雨の日の洗車にはデメリットもあります。
ガソリンスタンドで洗車した場合、もちろん拭き上げをおこないますが、帰宅するときにクルマはどうしても雨に打たれてしまいます。
雨が降っている状態であれば、洗車してもすぐに雨水に含まれた汚れが付くため、帰宅後すぐに拭き取りをしなければ洗車の意味がなくなってしまいます。
そのため、雨があがった後にすぐに洗車して浮き上がった汚れと雨水の汚れの両方を落とすほうがよいとされています。
雨の日の洗車にはメリット・デメリットの両方がありますが、雨が降った後の洗車は推奨できるようです。
実際のところ、最近では雨の日の洗車は人気がなく、雨の日のキャンペーンはやめたというガソリンスタンドもあるようです。
ガソリンスタンドとしても雨の日に洗車を強く勧めるところは少なくなってきています。
ガソリンスタンドのなかには「雨の日割引キャンペーン」をおこなっているところもありますが、推奨されるのは雨がやんだ後のすぐの洗車です。
雨水で汚れが落ちることはなく、反対に頑固な汚れが
付く原因になるため、洗車は欠かせません。
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また雨が多い時期に気をつけておきたいクルマのポイントも。
代表例としてはワイパーやタイヤの状態です。
雨の日の視界を良好にするためのワイパーは。雨水などによって劣化していきます。
劣化して性能が落ちると窓ガラスに拭き残しや痕がついて、視界を妨げる原因となるのです。
そのため、ワイパーゴムは1年に1回、ワイパーブレードは1年から2年に1回が交換するのが望ましいとされています。
またタイヤは、雨によりグリップ性能が落ちることも考えられます。
従来のタイヤは表面にある溝で路面の水を排水していますが、その溝の深さの状態は「スリップサイン」という部分で確認する必要があります。
このスリップサインは、溝の深さの状態を表すもので、もし溝が1.6mmになった場合にスリップサインはタイヤの表面と同じ高さになります。
この状態であれば本来の性能を発揮できないほかに、車検が通らなくなることも。
また一般的に残りの溝が4mm以下になると性能が著しく低下するために、4mmになったら交換することが望ましいとされています。
雨が多い時期は、洗車などのメンテナンスに加えてワイパーやタイヤの状態も確認することで日々の安全運転に繋がります。
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