全長3.5m! トヨタが「小さなMRスポーツカー」を開発! “5速MT×1.8Lターボ”搭載した「爆速モデル」に熱望の声!
かつてトヨタが開発した過激なMR車スポーツカー「アイゴ クレイジー」。小さなボディの中央にターボエンジンを搭載した同車について、今でも様々なコメントがSNSで見られます。
トヨタの「小さなMRスーパーカー」!
トヨタは現在、「GRヤリス」や「GR 86」「GRスープラ」そして「GRコペン」と、多くのスポーツモデルをラインナップしていますが、実は過去には、現在のスポーツカー以上に過激とも言える“驚きのモデル”を開発していました。
それが、コンパクトカーの車体中央にターボエンジンを搭載した「アイゴ クレイジー」。
同車について、今でも様々なコメントがSNSなどで見られます。
このアイゴ クレイジーとは、トヨタが2000年代初頭に欧州で展開していたAセグメントのコンパクトカー「アイゴ」の初代モデルをベースに、英国トヨタ(以下、トヨタ)が“魔改造”とも言える過激なカスタムを施したモデルです。
元々アイゴは1リッター直列3気筒エンジンなどをフロントに搭載する実用的なFF車でしたが、アイゴ クレイジーの開発にあたってトヨタはスポーツカー「MR-S」や「セリカ」用の高性能1.8リッター4気筒エンジンをターボ化した上で、運転席と助手席の後ろに配置。
最大出力200馬力・最大トルク240Nmものパワーは5速MTのトランスミッションを介して後輪に送られ、17インチの大径アルミホイールと頑丈なグッドイヤー製タイヤを駆動し、ドライバーの意のままに操れる「ショッピング スーパーカー」を完成させました。
そんなアイゴ クレイジーの車体サイズは、全長3500mm×全幅1800mm×全高1500mmと、ベースのアイゴより95mm長く185mm幅広いワイドボディ。
同車には特注の冷却システム、巨大なフロントマウントのアルミ製ラジエーター、特別なサスペンションやダンパーを装着する一方で、電子制御ハンドリングアシストやパワーステアリング、ABSなどの多くの快適装備を排除。
よりシャープなコーナリング性能や、わずか5.7秒で時速100キロに到達する加速性能、時速204キロの最高速度など優れたパフォーマンスを獲得することに成功しました。
もちろんこれほど過激な性能を持つアイゴ クレイジーの外観が大人しいものであるはずがなく、外観も個性の塊そのもの。
ベースのアイゴの顔は残したたまま、強烈な印象を放つ特注ワイドボディキットや、カーボンファイバー製の巨大なリアウィングを装着。
さらに内装もコーチトリマー専門会社が手掛けた特注品で、4点式安全ハーネスとフルロールケージを備える専用スポーツシートを搭載します。
このアイゴ クレイジーは、2008年7月に開催された「英国国際モーターショー」で世界初公開され、さらに「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」にもサプライズ登場。
市販化を求める多くの声が寄せられましたが、同車はあくまでもトヨタの将来のスポーツモデル実現のための技術的実験の一環だったため、残念ながら量産や販売されることはありませんでした。
しかし、アイゴ クレイジーのような画期的な実験的モデルを多く生み出したトヨタだからこそ、現在のように豊富で強力なスポーツカーのラインナップを揃えることが出来たのではないでしょうか。
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このアイゴ クレイジーはその名の通り衝撃的なモデルだったため、登場から15年以上経った現在でもSNSで様々な反響が見られます。
「アイゴ クレイジーは夢があって良いですね」「3.5m、ミッドシップ、MTなんて夢を見させてくれる…」「いかにも“スポーツカー”な形をしてるより一見ハッチバックに見える方が好み」など、同車のコンセプトを好みだという声とともに、「今のトヨタならコレ販売出来るんじゃないかな?」「300万で実現したら絶対買います!」「いや450万以下で出ても安いと思う」と、今からでも市販化を希望するコメントも。
また、「昔トヨタのGAZOOが公開した『コンパクトFRホットハッチコンセプト』もアイゴがベースだったね」「トヨタのコンセプトカーと言ったら『S-FR』の開発復活させて欲しいです」「いまMRのクルマを買おうとすると大きい車種ばかり。MR2のような車の復活を願います」と、アイゴ クレイジー同様に後輪駆動を採用したコンパクトスポーツカーに思いを馳せる投稿や、「スターレットくらいのFR車を市販化して」「若い世代が買えるお買い得なモデルを売って下さい」といったコメントも多くあり、コンパクトサイズのMRおよびFR車が根強く求められている様子がうかがえるものでした。
プリウスミサイルの汚名返上、、どころか
こうなると、もう、開き直ったヤンキー車だよね。改造業界もホクホクってか!
nismoみたいな正統派路線に対抗したいのかな?
日本国内発売カタログモデルでないならカスタムと言う名の違法改造も記事で紹介できるレベルでタイトル詐欺だ