まるで「動くオフィス!」 新型「大型商用バン」初公開! 全長5.4m超の「デスクワーク専用」仕様の“収納たっぷり”なデュカト展示
「第6回 建設・測量生産性向上展」にて、トイファクトリーが車載用キャビネットシステムbottで架装した特別車両が展示されました。一体どんなクルマなのでしょうか?
車内で建設機械を操作ができる「モビリティオフィス」を展示
2024年5月22日から3日間、千葉県の幕張メッセで開催された「第6回 建設・測量生産性向上展」にて、コマツ・スマートコンストラクションブース内で、トイファクトリーが車載用キャビネットシステムbottで架装した特別車両を展示しました。
トイファクトリーは、フィアットの正規ディーラーとして日本仕様フィアット「デュカト」の車両販売、及び、キャンピングカー架装・販売を行っています。
今回、コマツの子会社であるアートブレインからの依頼を受け、デュカトをベースに、スマートコンストラクションの各種ソリューションや、建設機械向け遠隔操作システムなどデジタル技術を駆使したモビリティオフィスを実現する車両を製作したといいます。
この車両には、建設現場や災害現場での機械の遠隔操作や、現場情報の集約を可能にし、迅速な工事進行を支援する遠隔操作システムなどを搭載。
そして車内はスタッフの快適性にも配慮され、作業空間を確保されています。
大きな特徴として、細かい部品や工具をきれいに収納できるアルミ製の車載用キャビネットシステム「bott」と、温かみのある木材家具をバランスよく組み合わせた室内空間が挙げられます。
また安全性にも重点を置き、bott製品はUNECE規則R44に基づいた厳しい強度試験や衝突安全テストをクリア。
これにより、万が一の事故でも荷物や工具の飛散を最小限に抑える設計となっており、運転時の安全を確保しています。
今回展示されたモビリティオフィスは、今後の建設業界や災害復旧対応において、その活用が期待されています。
さらにフィアットデュカトに限らず、ハイエースや軽バン車両など、さまざまなサイズや種類の車両にも展開される予定とのことです。
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