「グニャグニャやん…」 なぜ“タイヤが変なカタチ”に? 気温差大きいイマこそ要注意! 空気圧の重要性を聞いてみた
季節の変わり目は、一日の気温差が大きくなりがち。そんな時期に気を付けたいのがタイヤの空気圧です。その重要性や適切な管理方法についてタイヤ専門店に聞いてみました。
一日の気温差が大きいとタイヤの空気圧が変動しやすい!? そのワケとは?
クルマに乗っている人なら定期的におこないたいメンテナンスのひとつが、タイヤの空気圧チェックです。
とりわけ季節の変わり目で一日の気温差が大きい時期はタイヤの空気圧について注意しなければいけません。
1日の気温差が大きい時期のタイヤの空気圧の変動について、タイヤ専門店のスタッフは以下のように話します。
「空気圧は自然に抜けていってしまうだけではなく、温度によっても変わります。
空気圧は暖かいときに上がり、冷えているときには下がります。そのため寒暖差のある季節には変動しやすくなります」
一般社団法人日本自動車タイヤ協会によると、タイヤの空気は1ヵ月で5~10%ほど自然に抜けてしまい、約3台に1台は空気圧が下がっている状態になっているとのこと。
さらに、寒暖差のある日は夜から朝にかけて急激に気温が低下し、空気の体積が減少して空気圧が下がってしまいます。
空気圧を適切に管理する重要性について、前出の担当者は以下のように話します。
「空気圧が適切でないと、車重に耐えきれないことやタイヤが摩耗してしまうことから、トラブルが起こりやすくなります。
空気圧は自然に抜けていってしまうものなので、定期的に確認することをおすすめしています」
クルマの空気圧が下がっている状態で走行していると、走り心地や燃費が悪くなってしまうことがあります。
とりわけ雨が降るなかでの走行では、水の上にタイヤが浮いた状態となり、ハンドル操作やブレーキ制御が効きにくくなる「ハイドロプレーニング現象」が起きやすく、交通事故を引き起こす恐れがあります。
とりわけ初心者や普段それほど運転しない人こそ、タイヤの空気圧チェックを適切におこなっていない傾向があるようです。
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