レクサスが新型「高級ゴツSUV」発売! 斬新「アウトドア仕様」がカッコいい! ド迫力の「オーバートレイル」とは?
レクサス「NX」の新たなラインナップとして、アウトドア仕様の「オーバートレイル」が追加されました。どのようなモデルなのでしょうか。
ワイルドすぎる「高級SUV」ってどんなもの?
レクサスの高級クロスオーバーSUV「NX」に、アウトドアモデルが追加されました。
「OVERTRAIL(オーバートレイル)パッケージ」という新仕様ですが、どのような特徴があるのでしょうか。
2014年にデビューした初代NXは、90以上の国と地域で販売されたレクサスのグローバルモデルです。販売台数は累計142万台を達成するなど、各地で支持を集めました。
現行モデルは2021年に登場した2代目。プレミアム感とダイナミックさを兼ね備えたスタイリングを採用したほか、利便性と走行性能ともに大幅に進化。
レクサス初のPHEVをはじめとする6種類のパワートレインを展開するなど、世界各地のユーザーニーズにマッチさせながら、CO2排出量の削減にも貢献しています。
今回、NXの一部改良が実施され、新たな仕様となるオーバートレイルを追加し、2024年2月29日に発売しました。
オーバートレイルは、「人と自然とモビリティの共生」の実現を目指し、アウトドアライフを楽しめるモデルとして投入。高級ブランドであるレクサスとしては斬新なオフロード感を味わえるモデルです。
エクステリアは、グリルやドアハンドル、ルーフレールなどをブラックに統一し、引き締まった印象を演出します。
専用ボディカラーとして、サンド(砂)をイメージした「ムーンデザート」を設定。独自の世界観を作り上げました。
なお、ムーンデザート以外のボディカラーとして、「ソニッククォーツ」「ソニックチタニウム」「ソニッククロム」「グラファイトブラックガラスフレーク」「ソニックカッパー」「テレーンカーキマイカメタリック」を用意。
ほかのグレードに用意される、レッドやブルーといった鮮やかなボディカラーの設定はなく、白黒グレーやアースカラーを中心としたアウトドアに馴染むカラーを設定するのがオーバートレイルの特徴のひとつとなっています。
インテリアも同様に、カーキとブラックを組み合わせた「モノリス」を専用色として取り入れたほか、ドアトリムには「ジオレイヤー」という木目調の意匠を採用し、アウトドア感を強調しました。
足回りには、オフロード走行に適した18インチオールテレインタイヤと、地上高を標準仕様より15mm高く設定することで優れた悪路走破性を実現。
走行性能では、デコボコ路などで発生しやすいタイヤの空転を自動で制御し、接地輪に駆動力を最適に配分することで走破性を向上させたほか、専用チューニングのAVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンションシステム)を搭載。安定性と快適性を兼ね備えたオフロード走行を可能にします。
新型NX オーバートレイルを実際に見てみると、高級感のあるデザインのなかに配されたブラックパーツがワイルドさを演出していることがわかります。
さらに、ゴツゴツしたパターンのオールテレーンタイヤがオフロード感を強調するなど、通常仕様のNXとは異なるオーラをまとっていました。
新型NX オーバートレイルの価格(消費税込)は650万6000円から772万5000円です。
2.4リッターターボ、2.5リッターハイブリッド、2.5リッタープラグインハイブリッドが選択でき、駆動方式はAWD(四輪駆動)のみです。
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NXの通常仕様も改良を受け、ボディ剛性の強化や足回りのチューニングを施すなど、操縦安定性や乗り心地を向上しています。
また気持ちの良い走りを追求し、走行制御の改良や前後トルク配分の見直しや、室内の静粛性も高められました。
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