トヨタ新型「ランクル“ミニ”」はどんなモデルに!? コンパクト×カクカクの「本格SUV」登場に懸念の声も? 待望の「新ランクルシリーズ」とは
トヨタ新型「ランドクルーザー250」が発売されましたが、世界初お披露目された際には今後のランクルシリーズを示唆する2つのクルマのシルエットが公開されました。これについてユーザーから反響が集まっています。
トヨタ新型「ランクル“ミニ”」どんなモデルに?
2023年8月に世界初披露された新型「ランドクルーザー250」(以下新型ランクル250)が、2024年4月18日に発売を開始しました。
また世界初お披露目された際には、今後のランドクルーザーのシリーズ化を示唆する2つのクルマのシルエットが公開されました。これについて期待を寄せるユーザーからも反響が集まっています。
ランクルシリーズは70年以上にわたって展開され続けており、このうちプラドは1985年に登場しました。
今回発売された新型ランクル250は、2002年登場の3代目プラドから使い続けてきたプラットフォームを一新し、最新の「TNGA GA-F」を採用。
外観は伝統とモダンが融合されたデザインを採用し、プラド独自のデザインから、現行のランクル300と共通性を感じるスクエアなデザインとしています。
そんな新型ランクル250は、2023年8月に世界初お披露目され、発表会の終盤では、今後のランドクルーザーシリーズを示唆する2つのクルマのシルエットが映し出されました。
その2つのクルマは正面から見て左側には小柄なシルエットのSUV、右側にはロングボディを備えたラージSUVであることが確認できます。
右側のラージSUVの正体は、ジャパンモビリティショー2023にて公開された「ランドクルーザーSe」です。
電気自動車(EV)であるランドクルーザーSeは、「ランドクルーザー」伝統のラダーフレームではなく、モノコックボディが特徴です。
一方左側のシルエットについては「コンパクトクルーザーEVに似てる!」「小さいランクルキタ!」といった声が寄せられています。
コンパクトクルーザーEVは、トヨタが2021年12月にお台場・メガウェブで開催された「バッテリーEV戦略に関する説明会」で初公開されたモデルです。
アウトドアレジャーを楽しむ都市部の若者に向けて企画されたモデルで、トヨタ四駆の伝統に基づき、フランス・ニースにあるED2(EDスクエア)のチームが制作しました。
トヨタ「FJクルーザー」や「初代ランクル」のイメージを踏襲した角張ったデザインが特徴的で、力強さのあるコの字型のヘッドライトや「TOYOTA」のエンブレムが備わるなど、オフロード感も感じさせるデザインとなっています。
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発表イベントでプレゼンを行っていた、トヨタの取締役・執行役員デザイン領域統括部長のサイモン・ハンフリーズ氏は、「カーボンニュートラルへのさらなる提案や、より手に入れやすくできないか、なども考えているのです」と説明していました。
カーボンニュートラルの提案といえばEVのラインナップが予想されます。
また「より手に入れやすくできないか」については、ユーザーにとって手に届きやすい価格としての展開を示唆する発言であることが想像できます。
ユーザーからも「楽しみ!」「早く出てきてほしい」といった声が集まる一方で、「安いといってもどうせ買えないだろうなあ」「一般人が簡単に手を出せる価格にはならないだろうな」など懸念する声も集まっています。
果たして今後ランドクルーザーシリーズはどのような形で展開されるのか、続報が待たれます。
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