川越の「地獄渋滞ポイント」解消へ!?「川越北環状線」完全4車線化が進行中 ”最後のボトルネック区間”どこまで進んだ?

埼玉県川越市の渋滞ポイント「川越北環状線」で、4車線化の事業が進んでいます。完成すればどう便利になり、どこまで進んでいるのでしょうか。

2車線のまま残った「ボトルネック」区間

 埼玉県川越市の課題のひとつが、市街中心部の各地で渋滞が激しいことです。
 
 そのなかでも特に渋滞がひどい「川越北環状線」で、4車線化の事業が進んでいます。
 
 完成すればどう便利になり、どこまで進んでいるのでしょうか。

渋滞していた国道16号。川越外環状線の開通で緩和されたが…(画像:埼玉県)
渋滞していた国道16号。川越外環状線の開通で緩和されたが…(画像:埼玉県)

 埼玉県の中核市である川越市は、国道254号線の川越街道と国道16号が交差する交通結節点に位置しています。

 市街中心部が大混雑になるのを避けるため、両者を郊外でつなぐ「川越北環状線」が整備済みです。

 2019年にJRと東武をまたぐ跨線橋が完成したことで、悲願の全通を果たし、中心部の渋滞は大きく緩和されることとなりました。

 いまやすっかり大動脈となった川越北環状線ですが、今度は片側1車線のまま残っている脇田新町~小室の1.2kmで、大渋滞の状況となっています。

 国道16号が折れ曲がる脇田新町交差点から渋滞がはじまり、渋滞区間が北へずっと続いています。小室からJRと東武を越えた先の4車線部分は比較的スムーズなので、最後に残った2車線区間がボトルネックとなっているのです。

 ここの4車線化は沿線住民にとっても悲願で、事業着手の要望が多く上がっていました。

 この4車線化事業が、いよいよ本格的に動き出そうとしています。まず2022年1月に測量にあたっての説明会が行われ、2023年3月から用地測量の準備がはじまりました。そして10月には、一部の物件調査がスタートしています。

 整備を担当する埼玉県は、用地測量や道路詳細設計を行っているほか、拡幅部に立っている鉄塔の移設のため、東京電力とのあいだで協議中だとしています。

【画像】超便利!? これが「川越の超渋滞ポイント」4車線化のルートと整備状況です(画像)(22枚)

クルマの乗り心地がしっとりしなやかに変わる!?

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー