トヨタが「新型エンジン」世界初公開! 1.5L&2.0L複数展開!? スバル・マツダも同時に宣言! 「エンジンって良いよね!」の未来とは
今回はトヨタの新エンジン(2.0Lターボ)を体感!どんな感じ?
そんな中から、今回は2つの出力特性を持つ2.0Lターボに短時間ながら特別に試乗させてもらいました。
300ps仕様(レッドゾーン:6200rpm)+6速MT(ブリッピング機能付)の組み合わせがトヨタ「ハイラックス(ダブルキャブ)」。
もう1台が、400ps仕様(レッドゾーン:6800rpm)+8速AT(パドルシフト)との組み合わせでレクサス「IS」。
どちらの車両も「とりあえず搭載しました」と言う段階で、適合も必要最小限となっています。
まずは300ps仕様から。
6速MTを1速に入れるとハイラックスらしからぬショートストロークで軽い操作感ながら節度感あるフィールにビックリ。
聞くとMTも新開発だと言いますが、恐らくS耐を戦うGR86が採用しているモノ(AY6ベース)と同じだと予想。
走らせると、従来の2.0Lターボ(8AR-FTS)で感じた線の細さやターボラグは皆無で、決して軽くはない車体をストレスなく加速させてくれる力強さと滑らかさを備えています。
中でも実用域のトルクは例えるならば軽やかかつスッキリ回るディーゼルエンジンのような特性で、1500~2000rpmでポンポンとシフトアップして走ることも可能です。
ただ、そこからアクセルをグッと踏み込むと、ストレスなくレッドゾーンの6200rpmまで綺麗に回る感じは、下手なスポーツエンジン顔負け。
実用ユニットにしておくには惜しいポテンシャルに感じました。
続いて400ps仕様に乗り換えます。
試作車ならではの電子デバイス無し仕様なので1速は4000rpmでシフトアップ、2速から目いっぱい回すルールでスタート。
実用域のトルクは十分以上ですが、巷のダウンサイジングターボのようなモリモリ感はありません。
ただ、アクセルを踏んで回転を上げていくと野性味が増し、かつての高出力ターボのような回すほどに力強さが増す特性とレッドゾーンの6800rpmを超えて7500rpmくらいまで回っていきそうな伸びの良さを実感。
気筒数は異なりますが2.5Lの1JZターボを思い出しました。とにかくアッと言う間に吹け切ってしまうので、シフトがパドルで良かったと思うほど。
トヨタの技術者に「まだまだ伸び代がありそうですね」と聞くと、「この2.0Lターボは『打倒2JZ』の気持ちで開発をしています。いつまでも頼れませんしね」と教えてくれました。
つまり、500~600ps瞬間的には1000psくらいまで対応できる言う事でしょうか。
これに加えて、どちらのエンジンでも思わずニヤッとしてしまったのは、最新のエンジンで忘れられていた「味わい」や「官能性」が備えられている所です。
具体的には濁音が少ない整った「エンジン音」と雑味がなく粒が揃った「回転フィール」などです。
どちらの車両もとりあえず載せてみましたレベルなので音対策や適合などは必要最小限なはずですが、実際走らせているとむしろ心地よさを感じたくらいでした。
これは新エンジンが元々持つ素性なのかでしょうか。それとも試作エンジンである故に効率を考えていないから実現しているのでしょうか。
現時点では解りませんが、量産でも「効率」と「味わい/官能性」の両立、実現してほしいです。
※ ※ ※
産声を上げたばかりの新エンジンですが、味見しただけでも素性の良さやポテンシャルの高さをヒシヒシと感じました。
今回はホットな部分(=パフォーマンス)を中心に体感しましたが、電動化ユニットを組み合わせた時のクールな部分(効率や燃費)も気になります。
ただ、間違いなく言えるのは万能な新エンジンが生まれた事により、トヨタのマルチパスウェイ戦略は次のステップに進んだと言う事。ますます目が離せません。
Writer: 山本シンヤ
自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車メディアの世界に転職。2013年に独立し、「造り手」と「使い手」の両方の想いを伝えるために「自動車研究家」を名乗って活動中。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
内燃機関は、まだまだ見直して改良の余地が
あります。ピストンの上下この工程は、昔から変わっていません。ロータリーもありますが、根本的に考え直しこのエンジン以外の発明をトヨタに、してほしい。概念にとらわれないエンジン。トヨタなら出来ると信じています。
トヨタのエンジンはどうでも良い。面白い走りをしないから。MAZDAとスバルには期待大だな
写真55枚中46枚がスバルで、しかも説明無し。
マツダの写真は無いし、6枚目にある他の展示物のアップも無い。
バランス悪すぎませんか?
トヨタが嫌いスバルが嫌いマツダが嫌いって幼稚なこと言ってる事がまずやめるべき。
今は日本メーカーがBEVに対抗できるような車を造る事が大事。
車が売れなくなったら日本経済のダメージは深刻だと思う。
頑張れ日本メーカー。
尚、その間にトヨタ、マツダ、ホンダ、SUZUKIは不正をしていた模様。
トヨタ、自動織機、日野 : 不正
デンソー : 燃料ポンプ不良品による死亡事故
トヨタ販売 : 横領、整備費過大請求、不正車検
トヨタ系列丸々ダメじゃん。