福井~岐阜の最短ルート「冠山峠道路」開通から半年で反響多数!「歴史が変わった」「革命」恐怖の”酷道”しかなかった県境に「4834m」長大トンネルが完成
福井県と岐阜県の県境をつなぐ「冠山峠道路」の開通から、半年が経過。ネット上を中心に、さっそく様々な反響が集まっています。いったいどれだけ便利になり、どんな声が上がっているのでしょうか。
岐阜~福井の最短経路
2023年の道路開通ニュースの中でも、特に大きなもののひとつが、福井県と岐阜県の県境をつなぐ「冠山峠道路」でしょう。
11月19日の開通から、半年が経過。ネット上を中心に、さっそく様々な反響が集まっています。
いったいどれだけ便利になり、どんな声が上がっているのでしょうか。
これまで福井~岐阜の県境といえば、大野~郡上の九頭竜湖経由の「国道158号」、大野~本巣~岐阜の温見峠経由の「国道157号」、鯖江~池田~揖斐川の冠山峠経由の「国道417号」で、いずれも山岳区間を越えるルートでした。
特にすさまじいのは国道157号と国道417号で、いずれも県境周辺は「酷道」と呼ばれる狭隘・急勾配・急カーブ・転落注意のオンパレード。国道157号の根尾谷周辺は「落ちたら死ぬ!」看板があったほどの崖っぷちルートで、そもそも崩落で長期間通行止めとなることも頻繁でした。
いっぽうの国道417号も、冠山峠周辺はブツ切れ状態。かわりに「林道冠山線」が峠をつないでいましたが、一年の半分は冬季通行止めで、道路も林道の規格によって、やはり転落注意な崖っぷちの箇所もみられる通行困難なルートでした。
そこに4834mもの長大トンネルで山を一気にぶち抜いていく「冠山峠道路」が開通したのです。
この開通によって、実質的に「分断状態」だった福井市と岐阜市が、「互いに行き来できるレベル」になったのです。
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