4人乗れる「軽トラ」!? 今も“新車”で買える斬新「商用車」が存在! 仕事から趣味、ファミリー用でも使える「超個性派モデル」に注目あり!
荷台を持った「軽トラック」のような車体でありながら、大人4人が乗車できる軽自動車。そんな「良いとこ取り」のようなクルマが欲しい人に最適なモデルが存在します。
これ最高じゃん! 4人乗れる「軽トラ」に注目
コンパクトさと積載性能・頑丈さ、そして維持費の安さを兼ね備えた「軽トラック」は、大きな荷物を載せて悪路走破性にも優れることから、業務用のみならず趣味に活躍するクルマとしても人気です。
一方で、荷台の広いスペースを確保するために「最大乗車人数が2人まで」という特徴もあり、これ一台でファミリーカーのように使用することは難しいのも事実。
しかし実は、軽トラックのように荷物を気兼ねなく積載できながら、最大4人が乗車できる、まさに「4人乗り軽トラ」と呼べそうな軽自動車が現在も新車で販売されています。一体どんなクルマで、ユーザーからはどのような評価が聞こえるのでしょうか。
そのクルマとはダイハツの「アトレーデッキバン」。
商用軽バン「アトレー」をベースに、リアの荷室部分を作り変えてオープンデッキ(軽トラックで言う荷台)とし、長さ880mm×幅1360mm×高さ610mmの実用的なスペースをリアに備えた、個性派モデルです。
同車は先述の通り、車体後部が荷台になっていますが、そこから前方のボディはベースの軽バンのままとなっており、キャビンは大人4人が乗車すること可能。
それでいてエンジンやボディサイズはアトレーと同じ軽自動車なので、誰でも運転しやすく取り回しも容易です。
また、荷台に備わるリアゲートは軽トラック同様に開閉が可能なため、荷物の積み下ろし時にも使い勝手が良く、さらに後部座席は片側収納・両側収納と用途に応じたシートアレンジが可能。
このスペースは、荷台以外にも荷物を載せたいときや、濡れるのを避けたい道具を載せる際に大いに役立ちます。
このように、アトレーデッキバンは、まさに軽バンと軽トラの利点をあわせ持ったような画期的なクルマで、実際に使用されているシーンも本来の“商用車”としての利用とともに、個人ユーザーがアウトドアやキャンプなど趣味の相棒として活用しているケースが多く見られます。
さらに、アトレーデッキバンは悪路走破性に優れた「フルタイム4WD」の駆動方式も選択可能なので、見た目以上にアウトドアとの親和性が高いクルマだといえるでしょう。
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個性の塊のようなアトレーデッキバンですが、SNSでは実際に所有したことのあるユーザーから様々な評価が投稿されています。
その多くが、「4人乗れて荷台がある、まさに4人乗れる軽トラです」「汚れた道具は荷台に、雨に濡らしたく無い物は後席のスペースに置けるので使い分けができて良い!」「走行性能、実用性、燃費、維持費、全てにおいて優秀」といった、同車の道具としての優秀さを称える内容で、さらに「運転していて楽しい。悪路でも力強くて安定している」「デッキバンの不思議な存在感とお洒落なイメージが好き」「所有する喜びに溢れています」など、デザインやドライブ時の楽しさを魅力として挙げる声も見られます。
一方で、「自分がクルマに求める使い方とマッチしない人は買わない方がいいかも」「屋根が付いてるアトレーの方が安いし、荷物を積むなら軽トラの方が便利」「万人向けではありません。興味の無い人には勧めないかな」というコメントも少なくないところから、使用目的に合わない人には扱いきれないものの、刺さる人には最高の愛車となる、個性の強さゆえの難しさもアトレーデッキバンにはあるようです。
このように唯一無二の画期的なモデルであるアトレーデッキバン。気になった人は一度ディーラーに行き、実車を見て使い勝手を確認してみてはいかがでしょうか。
バンの横からの見た目が先代ミニキャブっぽく感じるのは私だけ?。