ホンダ新型「N-BOX SUV」今夏発売!? アウトドア風「ジョイ」待望の登場か 見た目はどうなる?
ホンダ「N-BOX」といえば「日本で1番売れているクルマ」ですが、2024年夏頃には「SUV風」モデルが登場すると言われています。
N-BOXに「SUV風モデル」が登場か
「日本で1番売れているクルマ」であるホンダ「N-BOX」ですが、ライバルとは異なりSUV風モデルがラインナップされていません。
しかし最近、「SUV風モデル」が登場するのではないかと言われています。
2024年4月4日、ホンダは登録車と軽自動車を合わせた2023年度の新車販売台数において「N-BOX」が全体1位となったことを発表しました。
N-BOXが全体1位となるのは3年連続です。さらに、軽自動車だけに限定すると実に9年連続で1位に輝いています。
名実ともに「日本で1番売れているクルマ」と言えるN-BOXですが、ライバルであるスズキ「スペーシア」やダイハツ「タント」も、N-BOXに負けじとさまざまな工夫を凝らしています。
そのひとつが、SUV風の派生モデルです。
スペーシアの場合、2018年12月に「広い室内空間とアクティブスタイルを融合したSUVな軽ハイトワゴン」をコンセプトとした「スペーシア ギア」を発売していました。
現在は、2023年11月にフルモデルチェンジしたことで、スペーシアとスペーシア カスタム、スペースベース(先代を継続)をラインナップ。
スペースギアは、ラインナップにないものの、同様のモデルがラインナップに加わる可能性は高いと言えます。
一方のタントも、2022年10月に「新時代のアウトドアモデル」とうたった「タント ファンクロス」を追加しています。
こちらもタント、タント カスタムに続くアウトドアやキャンプを意識したモデルです。
また三菱では「eKクロス」や「デリカ ミニ」という三菱らしさあるデザインをまとったモデルもあります。
とくにデリカ ミニは、SUVとミニバンの魅力を併せ持つ「デリカ」の弟分として2023年に発売以降、人気を博しいています。
そのモデルも、内外装のデザインがSUV風となっていたり、アウトドアで活躍する機能やオプションが備わっていたりするなど、現代のユーザーのニーズに合わせたモデルとなっています。
しかし、N-BOXを見ると、ノーマルのN-BOXとN-BOX カスタムのみのラインナップとなっており、スペーシアやタントに見られるようなSUV風の派生モデルは存在していません。
そんななか、N-BOXにもついにSUV風の派生モデルが登場するとのうわさがあるようです。
首都圏のホンダ販売店の担当者は次のように話します。
「2024年夏ころにも『N-BOX ジョイ』という名前のモデルが追加されると聞いています。
詳細についてはほとんど不明ですが、前後のバンパーやホイールアーチ周辺が無塗装の樹脂となったり、内装のデザインがよりアクティブなものになったりする可能性が高そうです。
あるいは、2024年3月に発表された『ヴェゼル』の『ハントパッケージ』に採用された『ボタニカルグリーン・パール』ような、アウトドア風の専用色が選べるようになるかもしれません」
関西圏のホンダ販売店の担当者は次のように話します。
「夏頃にはN-BOXシリーズに新たなモデルが追加されるのではないかと言われています。
詳細は不明ですが、ライバルにはアウトドア仕様のようなモデルがあり、これまでもお客様から『N-BOXにはないの?』という声もあり、現場としては追加されれば嬉しいです」
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現時点で新たに登場するモデルがどのような姿なのかは不明ですが、ヒントは過去にありました。
それはホンダがかつて東京オートサロン2014に出展した「N-BOX+エレメントコンセプト」です。
N-BOXに「エレメント」のような無塗装のバンパーやフェンダー、サイドシルを追加したこのコンセプトモデル。
2016年には「エレメントスタイルパッケージ」という純正オプションとして発売されていました。
果たして今回の「N-BOXジョイ」はどのようなカタチで登場するのか、期待が高まります。
確かにエレメントを思い出すけど、スズキ、ダイハツ、三菱が先行しちゃったからデザイン難しいよね。寸法ギリギリのトール軽ワゴンで走行機能は弄れないし、登録車ワンボックスみたいに「もう弄るところないよ~」ってヴォクシーノアアルベルみたいに将来なりそうだけど。だからこの類い、どうしてもハリボテみたいになるのは仕方ないか。だんだん「これ、クルマ?動くの?」みたいなことが出てきそうだよね。