マツダ「2.0L ロードスター」実車展示! 1200万円超え“丸目4灯ライト”クラシック仕様!? マツダ車じゃない… 謎のクルマとは
「AUTOMOBILE COUNCIL 2024」にHURTAN Automobilesの「Grand Albaycin」が展示されました。その正体はマツダ「ロードスター」ですが、見て分かりますか。
このクルマはマツダ車? 謎の「グランドアルバイシン」とは
「ロードスター」と聞くと多くのクルマ好きはマツダのロードスターを思い浮かべるかもしれません。
そんなマツダ・ロードスターをさらに魅力的に仕立てた「グランドアルバイシン」というモデルが展示されてました。
ロードスターといえば、1989年にマツダが発売したモデルです。
マツダは当時、複数の販売チャネルを展開しており、そのひとつが「ユーノス店」。そこで取り扱われたことから初代は「ユーノス・ロードスター」の名称で登場しました。
その後、モデルチェンジを繰り返して1998年に2代目、2005年に3代目、2015年に4代目が登場し、現在に至ります。
なお4代目は日々改良されており、定期的に一部改良や特別仕様などを展開してきました。
またコンプリートカーのベースとなることもあり、例えば光岡が創業50周年記念として4代目をベースに「ロックスター」を200台限定で販売し、大きな反響がありました。
そして今回、「AUTOMOBILE COUNCIL 2024」に展示されたスペインのコーチビルダーであるHURTAN Automobilesの「Grand Albaycin(グランドアルバイシン)」もそのひとつです。
これはマツダが海外向けに展開している「MX-5(日本名ロードスター)」をベースにスペイン・サンタフェにある「フータン オートモビルズ」が職人によるハンドメイドで製造したモデル。
MX-5(スペイン仕様)は、日本では設定されていない184馬力の2リッターエンジンが選べるのが特徴で、左ハンドル、6速MTと相まって、ヨーロッパの本格的スポーツカーを存分に楽しめる仕様となっています。
エクステリアは、起伏に富んだボリューム感のあるデザインを採用。
フェンダーがクラシックカーの雰囲気を醸し出しており、MX-5の面影はありません。
MX-5に対して全長が29cm長く、幅が5.5cm広く、全高が1cm低くなっていますが、車重はベース車と同じ990kgというのも特徴です。
インテリアはMX-5を踏襲していますが、ふんだんに使われたレザーとウッドによって高級感のある個性的な空間に仕立てられています。
なおグランドアルバイシンには、メッキパーツを随所にあしらったクラシカルな「ヘリテージ」とスポーティな「ビスポーク」という2タイプを設定。
さらにソフトトップ仕様の「カブリオレ」とハードトップ仕様の「タルガ」を選ぶことも可能です。
グランドアルバイシンの価格は「ヘリテージ」が978万円から1308万円。「ビスポーク」が1028万円から1241万円となっています。
担当者によれば「『2リッター/6速MT/カブリオレ』という組み合わせが日本仕様に設定がないためほとんどがこの仕様を選びます」と言います。
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そんなグランドアルバイシンですが、「AUTOMOBILE COUNCIL 2024」では、普段見たことのないクルマなために「これはどこのクルマ?」「ベースがロードスターとは思えない」という声が聞かれます。
また「ロードスターを個性的にするならこのデザインはアリかも」という声もありました。
展示されたモデルは、マットブラックをまとっており、様々な希少車がある会場の中でもひと際目立っていました。
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