ドライブすると「ついケンカ」になる人は要注意! 無自覚なままドライバーを不快に!? 「イラっ!」とさせる「助手席の言動」とは
ゴールデンウィークなどの行楽シーズンは渋滞も多く、ドライバーもイライラしがち。そんなとき、助手席の人が「火に油を注ぐ」ような言動をしてませんか。「イラっ!」とさせる助手席のNG言動について振り返ります。
何気ない言動がドライバーを「不快」にさせていた!?
家族や恋人、仲間などとのドライブは楽しいものですが、ゴールデンウィークなどの行楽シーズンは渋滞も多く、ドライバーもイライラしがち。
そんな時、同乗者の何気ないひとことや行動で、車内の雰囲気がさらに悪化することも。気をつけたい「助手席の言動」について紹介します。
楽しく過ごしたいドライブ。しかし、助手席に乗っている同乗者の何気ない言動が、ドライバーに不快な思いをさせているかもしれません。
たとえば、スケジュールがずれ込みやすい渋滞は、ドライバーだけではなく同乗者も不満を感じやすい状況です。同乗者はつい「まだ到着しないの?」「待ちくたびれた」「眠くなっちゃった」など、交通状況に対して不満を口に出してしまうこともあるでしょう。
交通状況はドライバーが解決できる問題ではありません。思ったことをストレートに口にしてはドライバーを不快に感じさせてしまう可能性があります。
また、走行中に「あのクルマ、運転下手だね!」など、周りのクルマに対するマイナスな言葉を発するのもよくありません。ドライバーを不快な気分にさせてイライラにつながり、運転操作に影響する可能性もあります。
ドライバーの運転操作には自分のタイミングがあるため、運転スキルへの口出しにも注意が必要です。
運転スキルに自信がある同乗者には、無意識に自分の運転と比較する人もいます。つい「今行けたのに」「ブレーキ遅いよ」「何でこのルートなの?」などと口を出してしまう場合もあるでしょう。
このようなマイナスな言動は、ドライバーを否定する行為です。ドライバーをイライラさせて車内が険悪な雰囲気になるうえ、運転操作が荒くなり事故につながる事態もゼロではありません。
ほかにも、交流せずに1人の世界に入り込むような行動も、ドライバーを不快にさせる可能性があります。たとえば、携帯電話で長々と話していたり、イヤホンをつけたり、爆睡したりする行動です。
ドライバーによっては、このような行動が気にならない場合もあります。しかし、言葉もかけずに行なうとドライバーを不快に感じさせてしまう可能性があるため、同乗者は配慮を心がけましょう。
またクルマの使い方にも、注意が必要です。愛車を大切に扱っているドライバーは多く、同乗者に汚い使い方をされると不快に感じやすくなります。
同乗する際には、窓ガラスをベタベタ触ったり、ゴミを放置したりなどの汚い使い方をしないよう心がけなければなりません。特に、家族以外の友人や知人のクルマに乗った場合には、マナーを守りましょう。
前のめりになる行動にも注意が必要です。これは運転したことがない人が助手席に乗った場合に無意識に行ないがちな行動ですが、前のめりになると左側のサイドミラーの視界に姿が入り込み運転操作に支障が出てしまいます。
運転の邪魔にならないよう体勢にも注意できると、ドライバーは運転しやすくなるでしょう。
ほかにも、友人や知人のクルマに乗る場合には、助手席側にある小物入れやグローブボックスなどを勝手にあける行動も控えてください。許可を得ずに勝手にあけられる行動は、多くのドライバーが不快になる原因のひとつです。
2016年度情報処理学会 関西支部 支部大会で吉田直人氏、米澤朋子氏により発表された「運転時のストレス状態への気づきを促す生理現象自己状態フィードバック手法(D-105)」によると、事故を起こしやすい人ほど自身の運転技術に対する過信や攻撃的な性格をもつ傾向があるとされています。
そのため、イライラしやすいドライバーは他者からの注意や指摘、行動によってストレスを感じやすい傾向があるといえます。
楽しく過ごしたいドライブでは、何気ない言動で雰囲気を壊さないよう同乗者はドライバーを気遣った思いやりのある言動を心がけることが大切です。
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