片道2万円の完全個室「高速バス」 わずか11席の“超リッチ”仕様!? 新幹線よりも高価な「ドリームスリーパー」とは
豪華な快適シートだけじゃない!? スゴいサービス内容とは
加えて、ドリームスリーパーでは、快適な睡眠を支えるために、さまざまなサービスも提供されています。
シートに横たわる際には、鳥の声や、波、雨音などリラックス効果のあるBGMを選曲できます。
さらに、各個室にはスリッパや歯ブラシ、ウェットタオル、ミネラルウォーター、マスクといった各種アメニティが用意され、ワッフルコットン素材のリラックスウェアに着替えてくつろぐこともできます。
もちろん、電源コンセントやUSB充電コンセント、無料Wi-Fiも利用できます。
車窓にはカーテンがひかれており、閉めてしまえば外界が気になりません。
また、車内後方には、カーテンで仕切られたパウダールームが設けられています。
鏡の縁には顔全体を照らす「女優ライト」がついており、化粧をする際にも便利です。椅子も使えるので、落ち着いて身支度を整えられます。
トイレは車内中央にあり、温水洗浄機能と水浄化機能がついています。
こうしたサービスについて、前出の担当者は「完全個室なので移動しながらも、まるでホテルに宿泊しているような感覚で過ごしていただけます」と話します。
このように、ドリームスリーパーは高サービス、高価格な移動手段です。
そのため、夜行高速バスのユーザーといえば若い人が中心ですが、ドリームスリーパーは年代を問わず利用されているといいます。
ユーザーについて、前出の担当者は次のように話します。
「ビジネス利用の人や旅行目的の人もいらっしゃいます。
また、完全個室で珍しいバスなので、乗ること自体を目的とされている人もいらっしゃいます」
乗り心地としては、個室で過ごせる点が魅力です。
そこで、実際のユーザーからは、周りが気にならないのでよかったという声が多く上がっているようです。
たとえば、「周りを気にせずグッスリ眠れた」という声のほか、「周りを気にせず、パソコンで仕事ができた、食事ができた」という声がみられます。
さらに、一般的な高速バスではカーテンを開けられませんが、ユーザーのなかには「カーテンを開けて景色を楽しめた」と喜ぶ人もいるようです。
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ドリームスリーパーはハイグレードな高速夜行バスです。
熟睡のためのサービスが提供されているので、到着の車内放送で目を覚ますという旅が体験できるかもしれません。
あと、個室に専用トイレも付いてれば、最高だと思う。それとパンお菓子が買える自販機があれば申し分なし。