クルマに付いている「謎のバイザー」何のため? 無くても大丈夫!? 気になる“機能”と「装着すべき人」とは!
ドアバイザーの「デメリット」とは?
その一方で、街中にはドアバイザーを装着していないクルマもよく走っています。
単に必要性を感じないという理由でつけていない人もいるようですが、ほかにも少なからずスタイリングに影響すること、視界の妨げになるという意見もあるほか、走行中の風切り音が発生することなどがドアバイザーのデメリットとして挙げられます。
それ以外にも、洗車の時などにドアバイザーの内側を拭き取るのが難しく、フルサービスのガソリンスタンドで窓を拭いてもらう時にも拭き残しが発生しがち。自分で拭く時には、一度全体を拭いた後にウインドウを少し開けて、残った部分を拭き取るなどの手間がかかります。
さらに、雨の日でも換気ができることがメリットとはいうものの、近年のクルマはエアコンの性能も向上しているので「外気導入」にしておけば、わざわざウインドウを開けなくても車内に新鮮な空気を取り込むことができ、眠気やクルマ酔いの原因とされる二酸化炭素の濃度などもコントロールすることは可能。
しかし、車内の曇りや臭いが気になる時には、ウインドウを開けるほうがエアコンよりも早く空気を入れ替えることができるという意見もあるように、ドアバイザーにはメリットとデメリットが存在します。
とはいえ、安全性や走行性能への影響は大きくないと考えられることから、装着の有無についてはユーザーの好みで選べばいいと言えるでしょう。
また、たとえクルマを新車で購入する際にドアバイザーを装着しなかったとしても、後から必要性を感じた時にディーラーや販売店などに依頼すれば、純正パーツを取り寄せて装着してもらうことが可能です。
くわえて、車種によってはカー用品店やインターネットショップなどでも社外品のドアバイザーが販売されていることがあるため、自分の愛車に合ったパーツをじっくりと探してみるのもいいかもしれません。
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