給油口の隣にある「謎の青いフタ」は何を入れるの? “ガソリン”の「うっかり注入」に要注意! 気になる「中身」と補給方法とは

「アドブルー」残量がゼロになると…どうなる?

 もしもアドブルーのタンク残量が少なくなると、クルマのインジケーターには「アドブルー警告灯」が点灯します。

 そして残量が完全にゼロになってしまうと、安全センサーが働いてエンジンが作動しなくなります。

車種によってアドブルーを入れる場所は異なる
車種によってアドブルーを入れる場所は異なる

 そのため、燃料と同様にアドブルーが減少して警告灯が点灯したら、すみやかに補充する必要があるのです。

 アドブルーはガソリンスタンドやディーラー、カー用品店などで取り扱っており、購入後に補充してもらえます。

 値段は10リッターで2000円から3000円程度で、補充作業の流れはポリエチレンの容器に補給用ノズルを取り付けてアドブルー用のタンクに注ぐだけ。

 補充に時間はかかりませんし、もちろん自分で補充することも可能です。補充の際は手袋を装着して、こぼれないように注意しましょう。

 また、アドブルー専用ディスペンサーを備えているガソリンスタンドでは、「量り売り」でアドブルーの購入が可能です。

 ただし、ディスペンサーからクルマにダイレクトで補充することはできず、専用の容器が必要となります。

※ ※ ※

 アドブルーの補給口は、クルマのサイドにある給油口の隣に設けられているケースのほか、車種によってはエンジンルームに補給口が備わっていることもあります。

 普段乗り慣れているクルマでない場合は事前にどこから補充するのかを確認しておくと、警告灯が点灯しても慌てずに済むので安心です。

【画像】「え…!」 これが給油口の「意外な構造」です (23枚)

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3件のコメント

  1. 三井物産が日本ではAdBlueを販売していますが、これが出回り始めた頃、激安系スタンドで偽物が安価に出回ってトラブルも結構あったのだとか。何でも規定の濃度じゃなければセンサーが誤動作するとかなんとか。
    原料は尿素と水ですからね。悪知恵が働く人なら肥料用の尿素と水道水で自作してひと儲けしようと思うわけですよ。そんな訳で安い偽物に飛びついたトラック業者は粗悪なAdBlueモドキでトラブルが発生し、仕方がなくきちんとした製品を買うようになったとさ。おしまい。

    ちなみにこのシステム。DPF(フィルター)に溜まった煤やカスなんかを空炊きで飛ばさないといけないので大型車の場合は長距離の運行後に十数~数十分ほどアイドリングが必要で面倒くさい。中型や小型のディーゼルはどうなんでしょうかね?。

  2. いや、軽油車両って言ってんだからガソリンは入れないでしょ。せめて「燃料注入注意」でしょ?!ちなみに大型トラックは”インチキ”「アドブルー」防止で、比重が違うとウオーニング出るし、水増ししてもダメ。無く成った場合は、エンジンストップはしないが、再始動ができなくなるので要注意。乗用車も同様のはずで、「エンストする」とかウソ書いちゃだめだな(全ての車両では無い)。

    • 「…安全センサーが働いてエンジンが作動しなくなります…」安全センサーって何?それってどんな機能?それについては言及しないの?アドブルーは有っても無くても、エンジン作動には関係無い。関係あるのは排気ガスの内容だがそれをセンシングする機能は乗用車でもトラックでも今のところ存在しない。有るのは、アドブルーの内容と量目のセンシングだ。ちゃんと取材したなら、この記事の内容の整合性がおかしい事は解りそうなものだが….?!(ちゃんと取材したならネ)

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