「気持ち悪い…」 なぜ「車内暖房」で酔う人続出? 乗物酔いの“仕組み”どうなってる? 製薬会社の答えとは

 暖房が車酔いを引き起こす原因としては、暖房による暑さやにおいが、体のコンディションを悪化させることで、最終的に車酔いに繋がっています。

 とはいえ、冷たいクルマのなかで寒さに震えながら運転するのはやはり避けたいところ。

 暖房で酔わないために事前にできる対策や、酔ってしまったときの対処法などはあるのでしょうか。

 前出の大正製薬の担当者は、次のように話しました。

「事前の対策としてできることは、十分な睡眠など体調を整えておくことです。

 また、乗り物酔い予防のため、乗りものに乗る30分前に酔い止め薬を飲むことも効果的です。

 酔い止め薬は酔ってしまった後でも効きますので、酔ってしまった時の対処としても使用できます。

 車内の空気が乗り物酔いへの影響を及ぼすこともありますので、車内の空気を入れ替えることも良いでしょう」

※ ※ ※

 他にも、乗り物酔いをしてしまったときの対処法としては、クルマを停めて風通しの良い状況でなるべく頭を動かさないよう楽な姿勢をとったり、衣類を緩めたりすることが挙げられます。

 また、万が一車酔いによって嘔吐をしてしまった場合は、体調の様子に気をつけながら少しづつ水分をとるようにしましょう。

 どうしても暖房をつけると酔ってしまう場合は、エアコンはつけず、厚着を心がけたり、カイロやブランケットなどの防寒グッズを用意しても良いかもしれません。

 暖房が車酔いを引き起こすメカニズムとして、暑さやエアコンのにおいが自律神経を乱すことに影響しているということが分かりました。

 暖房による乗り物酔いを避けるには、普段からの体調管理や、酔い止め薬の活用が大切だといえます。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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