ナビの「左方向です」どこで曲がればいいか悩む!? 「ナビされてるのに曲がるタイミング分からない」問題、どう対処すべきか

カーナビの「まもなく左方向です」という案内に従って曲がるとき、本来の角ではなくその手前を曲がっていたということがよくあります。この「まもなく」とは、いったいいつのことなのでしょうか。カーナビが案内音声を入れる基準はあるのでしょうか。

カーナビが音声案内を入れる基準は?

 クルマで目的地に向かっていると、「およそ700m先を左方向です」「300m先を右方向です」というカーナビの音声案内が入ります。また「まもなく左方向」や「この先を左」と、具体的な距離がなく曲がり角を案内されることもあります。
 
 この「この先○○m」という距離はカーナビメーカーによりばらつきはありますが、ほとんどのカーナビは「700m手前」と「300m手前」で案内するよう設定されているようです。

カーナビのイメージ。
カーナビのイメージ。

丁寧なナビだと、ある曲がり角を示すために、「700m先を左方向」「300m先を左方向」「まもなく左方向」と3回にわけて案内する仕様も多くみられます。

 ところで、最終案内となる「まもなく」や「この先」という言い方ですが、「ここで曲がって本当にいいのかな」と不安になるときがあります。特に、前方に曲がり角が複数見えるようなときは、目の前の角なのか奥の角なのかと迷うことが多くあります。
 
 こうした状況で、なにか判断するコツはあるのでしょうか。

 カーナビの仕様について、株式会社ホンダアクセスの担当者は次のように話します。

「各カーナビメーカーでは、該当の曲がり角に差し掛かった時に音やアナウンスを流したり、交差点までの残りの距離のカウントダウンをナビに表示するなど工夫しております」

 運転中には、およそ2つの情報がカーナビ画面に表示されます。ひとつは、曲がる方向とその場所の名前を目的地まで順を追って示すもの。もうひとつは、直近に曲がる方向と場所の名前です。

 曲がるべき角を知らせるチャイム音や、曲がり角までの距離の表示などはこうした情報とリンクして発生するので、画面が切り替わるタイミングなどを把握しておくとよいでしょう。

 また、道路地図の表示方法もおよそ2通りあるので、状況に応じて使い分けましょう。ひとつは、クルマの進行方向に関係なく、常に北を上にして地図を固定表示する方法です。一方は、クルマの進行方向を上向きに固定表示し、それに合わせて地図が動きます。

 なお、「その先左方向です、その先右方向です」とカーナビが続けて案内を入れることもあります。こうした場合は、ふたつの曲がり角がすぐ近いことがほとんどなので、連続してクルマを操作するように心を準備しておくとよいでしょう。

【画像】はぁ…!? これが「規格外のデカさ」が衝撃のカーナビです

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2件のコメント

  1. 高速道路と並行する一般道だと真逆の表示になるアレを何とかして欲しい気はする。
    また、GPS衛星にだけ対応しているナビの場合は方位や位置情報に大きな誤差が生じる事があり、過ぎてから案内されることも。
    そういう時にGPSの読み込みを一度リセットできるボタンが欲しいかな?と思う。

  2. 記事の写真、久しぶりにビックリした。

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