お葬式に「派手なクルマ」はNG? “不適切な車”しかなかったらどうする!? 弔事で覚えておきたいマナーとは?
クルマの扱い方でお悔やみの気持ちを表すことも
それでは、マナー違反の可能性がある派手なクルマで会場へ向かう場合は、具体的にどうするべきなのでしょうか。
そのときのポイントは、「お葬式に参列します」という弔意を遺族の方々やほかの参列者にうまく伝えることです。
葬儀会場の駐車場では、クルマの駐車位置に気をつけ、人の目を引く入り口近くなどはなく、そういった場所から離れて停めると良いとされています。

特に、入り口付近は、故人や親族にとって上長にあたる人が利用しやすいように空けておくのが一般的となっており、クルマを停める場所に迷うときは、駐車場内の警備員や案内係などに相談してみるのもひとつの方法でしょう。
または、式場の駐車場ではなく、近くのコインパーキングなどを利用するのも良いようです。
一方で、自分のクルマでは行かないという選択肢もあります。
たとえば、レンタカーを借りて式場に向かうという方法がありますし、またはタクシーを使うこともできます。もし、友人や知人がクルマで式場に向かうなら、そこに同乗できる場合もあるでしょう。
さらに、式場の立地によっては、電車やバスなど公共交通機関を利用することもできます。
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所有するクルマが派手なものしかなければ、弔事のために使い分けることはできませんが、親族や参列者の悲しみに配慮できる方法はあります。さらに、そうすることが、故人への弔いになるといえるかもしれません。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。























