ソニー・ホンダが「新型クーペセダン」実車展示! 斬新ドア&ハンドル採用で注目! 26年発売「アフィーラ」とは
ソニー・ホンダモビリティはショッピングモールで進化した「アフィーラ」の実車展示を行っています。進化したアフィーラとはどのようなモデルなのでしょうか。
進化したアフィーラとは
ソニー・ホンダモビリティは2024年2月にシリコン バレーの中心部にあるショッピングモールで進化した「アフィーラ」の実車展示を行っています。
進化したアフィーラとはどのようなモデルなのでしょうか。
ソニーとホンダが設立したソニー・ホンダモビリティから登場する新型モデルのアフィーラ。
プロトタイプモデルは、2023年1月5日に開催された「CES 2023」で世界初公開されました。
同年10月-11月に開催された「ジャパンモビリティショー2023」でも公開。
そして2024年1月に開催された「CES 2024」では進化したアフィーラが世界初公開されました。
ソニーとホンダの最新技術を盛り込んだアフィーラのボディサイズは全長4895mm×全幅1900mm×全高1460mm、ホイールベース3000mmです。
エクステリアは角が一切ないシンプルなデザインで、Dピラーがなだらかにリアまで下る「クーペセダン」のようなシルエットとなっているのが特徴的。
フロントフェイスには、前後のライトと合わせて横一文字に配されている「メディアバー」を装備されます。
これはバッテリー残量やその日の天気といった情報に加えてアニメや映画の映像の一部まで映すことができるエンターテインメント性を盛り込んだものです。
一方のインテリアは、ダッシュボード上に横長3枚、電子ドアミラーの表示を含めると5枚のモニターが並んでいます。
ここではここでは音楽や映画、またプレイステーション5のゲームも楽しめるといいます。
また、ステアリングもバイワイヤ方式が前提の「ヨークタイプ」となっている他、ドアの開閉にはドアノブを使わず、車載のセンサーやカメラが乗員の接近を検知して顔認証で自動で開閉する仕組みです。
さらにアフィーラは、特定条件下での自動運転機能レベル3搭載を目指すと同時に市街地などより広い運転条件下での運転支援機能レベル2+の開発にも取り組んでいます。
その他、最大800TOPSの演算性能を持つハードウェアには「Qualcomm Snapdragon Digital Chassis」のSoCを採用予定です。
また前述の「CES 2024」では以下のカタチで進捗状況がアナウンスされました。
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・ソニー・ホンダモビリティは人とモビリティとの関係を再定義することで、人の移動に革新をもたらすことを目指す。
・車両に搭載された数多くのセンシングデバイスと先端のAI技術を活用したAD/ADASを目指す。
・車両データとセンシングデータを活用した車内における新しいユーザーエクスペリエンスの創出に向け、Epic Gamesと仮想空間を活用した新しいエンタテインメントやゲーミング機能を開発中。
・ユーザーの好みに合わせて継続的に進化するモビリティを目指し、モビリティ開発環境のオープン化を推進。
社外のクリエイターやデベロッパーが、自由にAFEELAの上で動作するアプリケーションやサービスを開発できる環境を提供。
・Microsoftと連携し、Microsoft Azure OpenAI Service を活用した対話型パーソナルエージェントの開発にも取り組む。
・車両開発においては、ポリフォニー・デジタルとの協業を開始。
ポリフォニー・デジタルの持つシミュレーション技術と、実車開発をしているソニー・ホンダモビリティとで主に人の感性・官能領域でバーチャルとリアルを融合させた車両開発を目標とする。
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そんなアフィ―ラですが、ポリフォニー・デジタルとソニー・ホンダモビリティの「車両開発における協業」も発表されます。
これは「グランツーリスモ7」の2024年アップデートにて「AFEELA Prototype 2024」が収録されるものです。
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一方の実車は2024年3月18までアメリカにあるショッピングモール「WestfieldCenturyCity」や「Valley Fair」で行われるポップアップイベントで実車が公開されます。
実際に発売に関しては、2025年前半に先行受注を開始。同年中に発売を予定となり、デリバリーは2026年春に北米から開始、日本へは2026年中を予定しています。
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