全長4.3m! 三菱から新型「本格コンパクトSUV」登場! 斬新デザインの「新型エクスフォース」輸出スタート! 各国で発売へ
三菱のインドネシア法人は、新型コンパクトSUV「エクスフォース」の輸出を開始したと発表しました。同車は一体どのようなクルマなのでしょうか。
三菱の新型「本格コンパクトSUV」登場
三菱自動車工業(以下、三菱)のインドネシア法人は2024年2月5日、同国で生産している新型コンパクトSUV「エクスフォース」の輸出を開始したと発表しました。
新型エクスフォースは、2023年8月に開催された第30回「インドネシア国際オートショー」で世界初公開された、5人乗りのコンパクトSUV。
アセアン地域からのニーズに応えるため開発されたグローバルモデルで、生産はインドネシアの三菱工場が担当し、同国での発売後にベトナム、フィリピンなど他のアセアン地域や、南アジア、中南米、中東、アフリカなど、順次展開を拡大する予定といわれていました。
開発コンセプトは「Best-suited buddy for an exciting life(毎日を愉しく過ごすことができる頼もしい相棒)」で、そのエクステリアは優雅さと堅牢性を融合させたもの。
スタイリッシュでありながら力強さも感じられる本格的なSUVだと、外観デザインからも主張しています。
ボディサイズは、全長4390mm×全幅1810mm×全高1660mm、ホイールベースは2650mm。
このサイズは、日本で三菱が販売しているコンパクトSUV「RVR」(全長4365mm×全幅1810mm×全高1630-1640mm、ホイールベース2670mm)と同等であり、実用性と使い勝手に優れた大きさを採用したモデルだと言えるでしょう。
新型エクスフォースのパワーユニットには、最高出力77kw・最大トルク141N・mを発揮する1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンを搭載。これに高効率なCVTを組み合わせ、前輪を駆動します。
また三菱によると、アセアンの路面環境に合わせてセッティングしたサスペンションや、クラストップの222mmの最低地上高などにより、さまざまな天候や路面において安全・安心の走破性を実現しているといいます。
加えて、同社初採用となる「ウェットモード」を含む4つのドライブモードが設定された点も特徴です。
インテリアは、クラストップレベルの室内空間の広さが特徴。「HORIZONTAL AXIS(ホリゾンタル・アクシス)」を内装コンセプトに定めたインパネは水平基調で、スタイリッシュな仕上がりとともに視界の広さも実現しています。
また、12.3インチのスマートフォン連携ディスプレイオーディオや8インチのデジタルメーター、ヤマハと共同開発した「ダイナミックサウンドヤマハプレミアム」を搭載し、先進的なイメージも両立しました。
同車の輸出開始について、三菱自動車社長の加藤隆雄氏は以下のようにコメントしています。
「インドネシアの生産拠点から輸出することを大変誇りに思います。今後も様々な地域に輸出することで更にインドネシア経済に貢献すると共に、インドネシア自動車産業の発展に寄与していきたいと考えております」
新型エクスフォースのインドネシアでの販売価格は3億8250万ルピア、日本円で約361万円からとなっています。
今は何処のメーカーもクーペSUVばかり。
頭上スペースは狭いし視界は悪いしでは買う気になりませんね。