ヤマハが「めちゃ“棒”」な斬新「4輪車」初公開! もはや「走る木馬」!? 電動キックボードより全然良さげな「682」とは

ヤマハは「東京オートサロン2024」に初出展しました。なかでも特徴のある「Concept 682」についてヤマハの担当者に話を聞きました。

ぶっ飛び過ぎてるけど実は「理にかなった設計」だった!?

 ヤマハは2024年1月12日より14日まで開催された「東京オートサロン2024」に初出展。小型低速EVの汎用プラットフォーム「YAMAHA MOTOR PLATFORM CONCEPT」をベースにした7つのモデルを一挙に参考出品したことで話題を呼んでいます。
 
 なかでもエッジ立ちまくりな個性派モデル「Concept 682」について、ヤマハの担当者に話を聞きました。

斬新すぎる「YAMAHA」マシンを7タイプも出展! 東京オートサロン2024に登場した新型コンセプトモデルとは!?
斬新すぎる「YAMAHA」マシンを7タイプも出展! 東京オートサロン2024に登場した新型コンセプトモデルとは!?

 今回ヤマハは「小さなEVを、社会を変える力に。」をテーマに、小型低速EVの汎用プラットフォームをベースに既存のパートナー企業などと共に開発中のプロトモデルを東京オートサロン2024にて初公開しました。

 展示車両は、マリンレジャーからリゾート向け、街乗り向けなど7機種にも及ぶ幅広いラインナップとなっています。

 なかでも「Concept 682」は、自分好みのアレンジやカスタムにも応えるホースライド型の4輪駆動電動モビリティです。

 一見すると“棒”のような細長い斬新なデザインが取り入れられていますが、一体どういった特徴があるのでしょうか。これについて、ヤマハの担当者は以下のように話します。

「ヤマハには、デルタボックスフレームと呼ばれるオートバイに使われているフレームがあります。

 Concept 682は、そんな“デルタボックス”の特徴を生かしたデザインが採用されています。

 また日本は少子高齢化で、今後より高齢化社会になることが想定される一方で、近年では高齢者によるクルマでの事故などの社会課題があります。

 調査をしてみると、高齢者の方でも移動したい、外に行きたいと思っているものの『ちょうど良いものがない』というのが実情で、そうしたニーズに対応した乗り物を提供できないかと考えています」

 Concept 682は、高齢者のニーズが考慮されており、実際に「2輪だと転倒するから嫌だ」という高齢者の意見を取り入れつつ、免許が不要であること、速度は20キロまで出せるなどの特徴を持ち近年都市部を中心に普及が進む「特定小型原付」を想定しているといいます。

YAMAHA「小型低速EV汎用プラットフォーム」を使用したコンセプトモデル「Concept 682」[「東京オートサロン2024」出展車両]
YAMAHA「小型低速EV汎用プラットフォーム」を使用したコンセプトモデル「Concept 682」[「東京オートサロン2024」出展車両]

 立ち乗りの電動キックボードよりもはるかに安定した4輪スタイルは理にかなっていることがわかります。

 斬新な棒状の姿に惑わされがちですが、実はかなり現実的な設計といえ、高齢者のみならず幅広い層から魅力的に映るのではないでしょうか。

【画像】めちゃカッコいい! 斬新「ヤマハ製4輪モデル」を画像で見る(30枚以上)

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

1 2

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

1件のコメント

  1. 電動車椅子は嫌っていう人にはいいかも?うちの親も車椅子は嫌みたいなんだけど、これなら乗るかも?近所で話題になりそうだし(笑) 高そうだけどね。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー