スバルの「ワイルドSUV」が300万円ちょいで買える!? “素のフォレスター”が意外とイイ! コスパ最強グレードがスゴい!

スバル「フォレスター」には5つのグレードが設定されますが、そのなかでも、エントリーグレードである「ツーリング」にはどのような特徴があるのでしょうか。

最廉価でも装備充実「フォレスター ツーリング」とは?

 さまざまなSUVをラインナップするスバルですが、そのなかでも「フォレスター」は人気モデルのひとつとなっています。
 
 現行モデルは2018年6月に発表された5代目モデル。世界戦略車としてグローバルで販売されています。

「フォレスター」のエントリーグレード「ツーリング」
「フォレスター」のエントリーグレード「ツーリング」

 エクステリアはスバルのデザインフィロソフィー「DYNAMIC×SOLID」を用いた、SUVらしいたくましさが感じられるデザインを特徴としたほか、乗る人すべてが愉しく快適な空間を共有できるよう、取り回しの良さと室内の広さを両立したパッケージングや使い勝手の良い装備を採用しました。

 搭載されるエンジンは、2リッターe-BOXER(ハイブリッド)と1.8リッターターボを設定。駆動方式は全車シンメトリカルAWDとし、悪路走破性を高める「X-MODE」が装備されるなど、優れた四駆性能を誇ります。

 そんなフォレスターには、「ツーリング」「X-BREAK」「アドバンス」「スポーツ」「STIスポーツ」という5つのグレードが設定されているのですが、なかでももっともスタンダードなツーリングは306万9000円(消費税込み)というお値打ち価格を実現しています。

“素のフォレスター”ともいえるツーリングは、どのような装備内容なのでしょうか。

 2リッターe-BOXERを搭載するツーリングの外観は、ブラック塗装のフロントグリルや樹脂製のフロントバンパーガード・サイドクラッディング、メッキ加飾付きのフォグランプカバーを装備。

 また、ホイールはツーリング専用の17インチアルミホイール(ダークメタリック塗装+切削光輝)が備わります。

 内装は、グレー/ブラックの撥水ファブリックシートが装着されるほか、本革巻きステアリングなどを採用。シートをはじめとしたインテリアの各所に上質感のあるシルバーステッチが施されました。

 エアコンはフルオートとしている点はほかのグレードと共通ですが、ツーリングは3連ダイヤルタイプを採用。直観的に操作することが可能です。

装備・機能面では、先進安全システムの「アイサイト」はベーシックなツーリングにも標準装備となり、他モデル同様の高い安全性も確保されています。

 プラスαの安全装備となる「アイサイトセイフティプラス」や「緊急時プリクラッシュステアリング」、「ドライバーモニタリングシステム」はメーカーオプションで装着することができます。

 また、シートヒーターは運転席と助手席は標準装備、後席左右はオプションとなり、用途に応じて選択可能。運転席のシートリフターはレバー式ですが、運転席&助手席のパワーシートをオプションで選ぶこともできます。

 そのほか、キーレスアクセス&プッシュスタートや電動格納式ドアミラーは標準装備されるほか、悪路走破性に役立つ「X-MODE」も完備されており、“素のグレード”でありながら、かなり充実した装備内容となっていることがわかります。

※ ※ ※

 2023年11月に、6代目となる新型フォレスターが米国で世界初公開されました。同市場では2024年春に発売予定となっていますが、国内では少し先の登場になるといわれています。

 新型フォレスターの登場も楽しみな一方で、価格上昇は避けられないものと思われ、それならば、成熟しきった現行モデルをあえて購入するのも良いのかもしれません。

 過不足ないアイテムがしっかり備わったツーリングは、現行フォレスターのなかで、もっともコストパフォーマンスが高いグレードであるといえそうです。

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