“軽”全盛の時代に「コンパクトカー」は必要? 安全性? 燃費? 実はめちゃ“メリット”多かった? 押され気味の小型車をあえて選ぶ理由とは

新車のうち軽自動車が4割を占めるほど「軽全盛の時代」と言えますが、そのなかで今、コンパクトカーを選ぶ理由は何があるのでしょうか。

「軽があればコンパクトカーは要らない」のか?

 軽自動車が売れています。2022年の国内新車販売台数約345万台のうち、軽自動車は約122万台です。約36%を軽自動車が占めています。

 また、過去10年のうち5回にわたって、ホンダの軽自動車「N-BOX」が国内販売で登録車を含む年度販売台数ナンバー1を記録しています。過去5年に至っては4回が「N-BOX」でした。それだけ軽自動車が売れているのです。

 そうとなると、存在感が危ぶまれるのが、コンパクトカーです。「軽自動車があれば、コンパクトカーはいらないんじゃないの?」という危惧です。

日本で最も売れている軽自動車のホンダ「N-BOX」
日本で最も売れている軽自動車のホンダ「N-BOX」

 実際、軽自動車の魅力は年々高まっています。何度かの規格変更を経て車体寸法は大きくなり、また、箱型ボディが流行したこともあり、室内空間はむしろ軽自動車の方が広かったりもします。

 新車の価格帯も、軽自動車が100万~250万円、コンパクトカーで150~300万円と、一部が重なります。

 それでいて軽自動車は、年間の維持費に大きく響く自動車税(種別割)が1万800円しかかかりません。コンパクトカーは排気量次第ですが、1~1.5リッターなら3万500円で、年間2万円ほども差が生じるのです。

 また、軽自動車のタイヤやエンジンは小さいため、タイヤ交換やブレーキパッド交換、エンジン・オイル交換の費用も安く上がります。この維持費の安さが、軽自動車最大の魅力といえるでしょう。

 では、コンパクトカーのメリットは何でしょうか。

 まず挙げられるのが、乗車定員です。軽はどんなに車内が広くても、最大で4人。一方、コンパクトカーは5人まで乗れます。

 また、1.5リッターエンジンのトヨタ「シエンタ」やホンダ「フリード」は、3列で最大7人までOK。家族が多いのに複数台のクルマを所有したくないという人にとって、コンパクトカーは、ごく当然の選択となります。

 また、コンパクトカーは軽よりも車体が大きいため、衝突した時の衝撃を逃がす構造が作りやすく、補強材もより多く使えます。軽の安全性は確かに高まってはいますが、安全性を第三者が評価するJ-NCAP(自動車アセスメント)の近年の結果を見ても、軽は総合評価が70~90%に対して、コンパクトカーは80~90%と一歩勝っています。

 このため安全性という点では、コンパクトカーが勝ります。万が一を考えて、軽ではなくコンパクトカーを選ぶという人もいるはずです。

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