クルマが凍った!? でも「お湯」をかけるのはNG! 危険な“ガラスの霜”を取る「簡単な方法」とは
冬は雪が降らない地域でも気温が低くなり、クルマのフロントガラスやリアガラスに霜が付くこともあります。簡単かつ効果的に霜を取ることが出来る方法として「クルマの霜取り機能」を紹介します。
使ったこと無い?「デフロスター」の使い方を覚えよう
今冬は「10年に1度の寒さ」という予報もあることから、雪が降らない地域でも早朝は気温が低くなり、クルマのフロントガラスやリアガラスに霜が付くことがあります。
ガラスの霜を取るのに、お湯を掛けるという人がいるかもしれませんが、実はこれはガラスが割れる可能性もあるため危険です。では、どうすれば簡単かつ効果的に霜を取ることが出来るのでしょうか。
クルマの霜を取る安全な方法として推奨されているのが、「エアコンの使用」です。
とくに役立つのがエアコンに用意された「デフロスター」機能。
この機能は、ダッシュボード前部にある吹き出し口から暖かい風を出し、それをフロントガラスに当てることで、効果的に霜を溶かしたり、曇りを取り除いてくれます。
デフロスターを起動させるには、コンソールパネルにある「扇形のマークに3本の波状の縦矢印」が描かれたスイッチを押します。(アイコンだけでなく「FRONT」という文字が一緒に描かれていることもあります)
デフロスターが作動すると自動的に吹き出し口から暖かい風が出るのですが、その際に注意することとしては、必ず「内気循環」にすること。車内の暖かい空気が外に出ないようにし、効果が落ちないように気をつけましょう。
この機能によってガラスの霜が溶けるまでにかかる時間は、凍結具合によって変わりますが、完全に凍結している場合であれば10分ほど必要です。
急な予定でどうしても時間がない場合は、解氷スプレーを併用すると良いでしょう。
このように、フロントガラスの霜はデフロスターで対応することができますが、エアコンの風の当たらない「リアガラス」の霜はどうすれば良いのでしょうか。
実はリアガラスには別機能として「リアデフォッガー」が用意されています。
クルマのリアガラスには“電熱線”が埋め込まれており、リアデフォッガーのスイッチを入れると電熱線に通電することで発熱。ガラスの霜や曇りを取り除きます。
また同様に、サイドミラーにもデフォッガーを搭載しているクルマもあります。
リアデフォッガーの操作ですが、デフロスターと同じく基本的にコンソールパネルにあるスイッチで操作します。
「正方形のマークに3本の波状の縦矢印」が描かれているのがリアデフォッガーのスイッチで、デフロスターと一緒に使えば効果的に車両前後のガラスの霜を除去することが可能です。
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このようにクルマのガラスに霜が降りて凍りついてしまった時は、絶対に視界不良のまま走行したりお湯をかけたりせず、デフロスターとデフォッガーを効果的に使用し、スムーズに霜を溶かしましょう。
また、デフロスターとデフォッガーは霜だけでなく「曇り」を取り除くこともできるので、使ったことがないという人はぜひ活用してみて下さい。
自分が住んでる所はめったに凍らないけど親戚の所に行った時は凍ってた。デフロスターをかけながらお湯で無くても水を何回か掛ければ溶けますよ。まあよほど寒い所ではすぐ凍るかもわかりませんけど。リアは電熱線入っててもすぐにはちょっと難しい。やっぱり水掛けました。
本当に今の車オーナーの方ってこういう機能知らないんでしょうが?
ビニール袋にお湯(ぬるま湯)を入れてそれでガラスを撫でるだけで簡単に溶かす動画が上がっている時代にこの手の情報とはね。まぁ、出先でお湯の用意が出来ないとかならばだな。霜除カバーが一番だな。