日産「フェアレディ」復活!? 丸目ランプ&水色ボディが印象的… マーチベースの「斬新デザイン」が話題に! 京都校の力作とは

日産は、全国に栃木校・横浜校・愛知校・京都校・愛媛校として展開しています。特に京都校カスタマイズ科は、東京オートサロンや大阪オートメッセでカスタムカーを展示してきましたが、過去にはどのようなモデルがあったのでしょうか。

マーチをベースに「フェアレディ」を現代に復活させた!?

 日産・自動車大学校の京都校カスタマイズ科は、東京オートサロン2024と大阪オートメッセ2024に向けて、新たなカスタムカーを製作しています。
 
 京都校は過去にも様々なカスタムカーを製作してきましたが、どのようなモデルがあったのでしょうか。

これがマーチ!? 現代に復活した「フェアレディ」とは(画像提供:日産京都自動車大学校)
これがマーチ!? 現代に復活した「フェアレディ」とは(画像提供:日産京都自動車大学校)

 日産は、全国に栃木校・横浜校・愛知校・京都校・愛媛校として展開しており、メカニックなど将来の自動車産業に関わる人材を育成しています。

 その中でも京都校では2007年にカスタマイズ科が発足して以来、学生達が制作したカスタムカーを東京オートサロンや大阪オートメッセに出展してきました。

 ここ数年では、日産「ムラーノ」をベースに「シーマSUV」や「フェアレディSUV」のようなカスタムカーを展示して、大きな話題となっています。

 また大阪オートメッセ2023には、往年の名車「ダットサン・フェアレディ」を意識した「I’m March」を制作。

 ダットサン・フェアレディは1960年に初代モデルが登場しました。

 I’m Marchは、「マーチカブリオレ(K11型)」をベースに2代目となる「フェアレディ2000(SR311型)」の直線を意識したデザインを参考にしたといいます。

 特徴的なフロントフェイスが目を引きますが、中でも燦然と輝くメッキ風バンパーはラッピングで貼られたものでシワが伸ばしづらく指にマメができるほど苦戦し、丸2日かけて完成させたと言う苦労話があります。

 コンセプトや制作経緯について、京都校は次のように話していました。

「車両コンセプトは『Neo Fairlady』です。Neoは英語で『復活』、ギリシア語で『新しい』という意味を持ちます。

 K11マーチコンバーチブルを初代Fairlady SR311の名車に再現しました。Fairladyを現代風にアレンジした車両で、ターゲットカスタマーは20代の古着が好きな若者です。

 現代のクルマは流線形の未来的なデザインが主流ですが『レトロな車を現代に走らせてもカッコいい』と製作がスタートしました。

 フェアレディ(SR311型)がモデルです。SR311はボディサイズもコンパクト、尚且つオープンカーということでソフトトップのコンパクトカーを探したところマーチカブリオレ(K11型)が良いのではという意見に至りました。

 大変だった部分は、造形も勿論大変だったのですがそれ以上に電装系にかなり苦労しています。探しにくいところの配線の断線などです。

 CVTのコンバーチブル車両にK11マーチのMT車のエンジンを載せています」

※ ※ ※

 なお、大阪オートメッセ2023後には車検を取得したといい、「本当に大変だった」と前出の京都校は語っていました。

 そんな京都校は2024年に向けても様々なカスタムカーを製作していると言います。

 毎回「そうきたか!」と見る人を驚かせるカスタムカーが多い中で、どのようなモデルが登場するのか、期待せずにはいられません。

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3件のコメント

  1. リアスポは糞ダサいけどそれ以外はいいね

  2. リアとフロントのスポイラーがどうしようもないけど、若いからね。
    良くまとまっている。面白い。これからも是非頑張ってほしい。
    ただ、おとなしいやつも頼みたい。そ

  3. スポイラーさえ無ければ・・・

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