全長5m級のニッサン新型「商用バン」発売! 精悍オシャ顔と“大開口”スライドドアの胴長「タウンスターL2」ガソリン車が独に登場

欧州日産が、新型商用EVバン(LCV)「タウンスターL2」のガソリンエンジンモデルをドイツで発売しました。どのようなモデルなのでしょうか。

幅831mmのスライドドアを採用

 日産の欧州法人は2023年12月12日、ロングホイールベースの新型商用バン(LCV)「タウンスターL2」のガソリンエンジンモデルをドイツで発売しました。

日産新型「タウンスターL2」
日産新型「タウンスターL2」

 全長は中型バンに匹敵する4910mmとし、荷室容量を拡大。さらにこの全長により、831mmという広いスライドドアを採用し、積載シーンでの高い汎用性を確保しています。

 同社によると、この長くなった全長と積載能力は、競合の小型バンとは一線を画しているといいます。

 荷室容量は、全長の短いタウンスターL1の3.3~3.9立方メートルに対し、L2は4.3~4.9立方メートルと大容量。さらに1500kgの牽引(けんいん)能力を維持しつつリアサスペンションの改良により、積載量は800kgとなっています。

 パワートレインは、最大出力130馬力と最大トルク240Nmを発生する1.3リッターガソリンエンジンを採用。燃費(WLTP複合)は、6.9~7.0L/100km(14.3~14.5km/L)です。

 安全運転支援機能は、ブラインドスポットアシスト、プロパイロットアシスト、インテリジェント日産アラウンドビューモニターなどが装備されています。

 価格は、2万3920ユーロ(約370万円)。納車は2024年3月以降です。

 なお、タウンスターL2はEVモデルもあり、こちらは2023年1月から販売されています。

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Writer: くるまのニュース編集部

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