全長5m超え!? 日産が“タフ顔”の新型「商用バン」を初公開! 超大型「フルサイズ」仕様に注目! 新型「インタースター」まもなく欧州発表

日産の欧州法人は、新しい大型「商用バン」のティザー動画を公開しました。日本市場では類を見ない車体の大きさや、積載能力の高さに注目が集まります。

全長7メートル級もあり!? 「新型商用バン」に注目!

 2023年12月7日、日産の欧州法人(以下、日産)は新しい大型「商用バン」のティザー動画を公式サイトにて公開しました。

日産の新型商用バン「インタースター」
日産の新型商用バン「インタースター」

 その動画では、新しい大型商用バンのボディに社会を支える労働者の映像が投影されるという演出となっており、プラグを抜き差しするシーンも見られることから、EV仕様の設定があることも示唆しています。

また車体のフロントには「INTERSTAR(インタースター)」のロゴが確認できます。

 このインタースターとは、日産が欧州を中心とした海外で展開している日本未導入の大型商用バンの名称で、フルサイズLCV(ライト・コマーシャル・ヴィークル)に分類されるモデルです。

 インタースターの初代モデルは2001年に登場。フランスの自動車メーカー「ルノー」との提携を受けて誕生したモデルで、ルノーの商用バン「マスター」をベースにOEM供給されていました。

 2010年には後継モデルが誕生しましたが、車名が当時の日産の商用車シリーズに準拠する「NV400」に変更され、一時的にインタースターの名は消滅。

 しかし2021年のマイナーチェンジを期に再びネーミングが「インタースター」となり、正式に2代目を襲名することになりました。

 現在ラインナップされている現行インタースターもこの2代目モデルで、その車体はフルサイズバンらしく非常に大柄。

 ボディサイズは用途にあわせて複数タイプ存在しますが、最も小型のものでも全長5mを上回り、最大モデル「L4」では全長6.8m。さらに全高も2.8mと、国産車では類を見ない大きさがフルサイズバンならではの積載力の高さを物語ります。

 パワーユニットは最高出力180馬力を発揮する2.3リッター直4ターボディーゼルなどを設定し、駆動方式はFF(前輪駆動)とFR(後輪駆動)が選択可能という点もユニークです。

 トランスミッションには6速MTにくわえて、セミオートマチックの2ペダルオートMTも設定されています。

 この現行モデルも、基本構造自体は2010年に発売されたモデルを使い続けていることから、最新技術を投入した新型モデルの登場が期待されていました。

 今回、日産は新型インタースターのティザー動画と同時に、以下のコメントを公開しています。

「ヨーロッパ全土の建設労働者や商人、配送ドライバー、マーケットの出店者、中小企業で働く人。社会を円滑に運営するために努力するすべての人が、日常のヒーローです。

 そして日産は長年にわたって、多様な小型商用バンやトラックを通じて、こうした縁の下の力持ちをサポートしてきました。

 今回私たちは、社会の日常のヒーローに新しい強力な相棒を提供するため、衝撃的な『新型モデル』を準備しています。今後の展開にご期待ください」

【画像】カッコ良すぎ! これが日産の新型「商用バン」です(11枚)

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4件のコメント

  1. 何で日本国内で売らないのかねぇ・・・

    • そりゃ日本じゃデカ過ぎるからwww
      大体クリッパーにバネット、キャラバンにアトラスの2トン積みパネルバンまであるんだから日本市場にこの車の出る幕無しwww

  2. 家庭で普段使いする車じゃないのに、
    なんかワクワクする車。
    うちの駐車スペースには置けないか…

  3. 要らね

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