ド迫力の斬新「トヨタSUV」がスゴすぎる! もはや“装甲車”な爆ゴツマシン「ブラーバマーズ」とは

例年1月中旬頃に開催される「東京オートサロン」では、さまざまなカスタムカーが展示されます。なかでも、2023年に登場した「ブラーバ マーズ」は来場者の投票によるグランプリを獲得したモデルです。

2023年回で見事グランプリ獲得! ゴツすぎる「ブラーバマーズ」とは

 例年1月中旬頃に開催される「東京オートサロン」は日本国内最大のカスタムカーショーで、パーツメーカーや自動車メーカーが様々なアイデアのもとカスタムされたクルマを発表します。
 
 なかでも2023年の開催回では、来場者投票による「東京国際カスタムカーコンテスト2023」で「VRARVA MARS(ブラーバマーズ)」がグランプリを獲得しました。

東京オートサロンで展示された「VRARVA MARS」
東京オートサロンで展示された「VRARVA MARS」

 ブラーバは、名古屋市のカスタムパーツメーカーであるKUHL JAPAN(クールジャパン)が展開しているカスタムブランドです。

「近未来クロスオーバーカー」をテーマとし、「金属」「鋼」「戦闘機」「スピード」などのテイストを盛り込み、装甲車のようにミリタリーでメカニカルなクルマを再現しています。

 このうち、第一弾として登場したのがブラーバマーズで、ベース車は2019年に登場したトヨタ「RAV4」です。

 ブラーバマーズのデザインについて、クールジャパンは「金属感を感じさせるミリタリーテイストなフォルムに、近未来というエッセンスを加えたデザインを創造した」と説明します。

 フロントデザインは、前部が大きく盛り上がった専用ボンネットや六角形状のグリル、無骨なブラックバンパーなどが特徴で、ゴツゴツとした堅牢な雰囲気を醸し出しています。

 RAV4の特徴である悪路走破性をキープするため、フロントバンパー下部は角が大きく削られており、アプローチアングルも考慮された設計です。

 サイドは専用フロントフェンダーやドアパネル、サイドパネルを装備し、無骨で筋肉質なイメージをもたせました。

 リアは戦闘機のエアアウトレットをイメージさせたバンパーを装着。元がRAV4だとは思わせない、刺激的なスタイリングに仕上がります。

 なお、ブラーバマーズのボディキットは、ボンネットやバンパー、フェンダーなどを純正と交換するほか、その他のパーツはテープ固定で取り付けます。

 これにより、ウィンドウやルーフ、ライト類を除いたパネルに手が加えられるものの、価格(消費税込/塗装・取り付け工賃別)は99万円とリーズナブルなプライスです。

 こうした特徴も評価され、東京オートサロン会期後に来場者投票が実施された結果、ブラーバ マーズがグランプリを獲得しました。

 なお、ブラーバブランドはラインナップを拡充しており、三菱のSUVミニバン「デリカD:5」をベースにした「VRARVA ORCUS(オーカス)」、スズキの軽SUV「ハスラー」をベースにした「VRARVA IO(イオ)」を発表しています。

※ ※ ※

 次回のオートサロンは、2024年1月12日から3日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されます。

 カスタムパーツメーカーからどのようなカスタムカーが登場するのか、注目されます。

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