トヨタが新型「カムリ」世界初公開! 約7年ぶりの大規模刷新で最新「ハンマーヘッド顔」に!? 新カムリは何が変わった?

フロントデザインは「キールック」から「ハンマーヘッド」に進化

 外観デザインも新旧で進化しています。
 
 現行型カムリが好調な販売成績だったこともあってか、基本的なフォルム自体に大きな変化は見られないものの、主にボディ前後デザインのイメージが変化を遂げています。

よりスポーティに進化した新型「カムリ」[上は新型「カムリ」(2025年モデル)/下は「カムリ」2024年モデル(共に米国仕様車)]
よりスポーティに進化した新型「カムリ」[上は新型「カムリ」(2025年モデル)/下は「カムリ」2024年モデル(共に米国仕様車)]

 現行型カムリでは、2017年の発表当時にトヨタの最新デザイン思想であった「キーンルック」をさらに進化させたフロントデザインを採用し、スリムなライトまわりやアッパーグリルと、立体的な大型ロアグリルという大胆な組み合わせにより、低重心でワイドなスタイルを強調させました。

 現行型カムリのボディサイズは、全長4885-4910mm×全幅1840mm×全高1445mm、ホイールベース2825mm(日本仕様/FFモデル)です。

 これに対し今回発表された新型カムリは、米国のトヨタデザインスタジオCALTY(キャルティ)がデザインを担当。

 2022年発表の5代目プリウス以降、最新トヨタ車に相次いで採用される「ハンマーヘッド」をモチーフとしたフロントデザインを新採用し、ハイブリッド専用モデルに進化した新型カムリの先進性の高さとスポーティさを強調します。

 またスポーツグレードでは、よりスポーティなスタイルのエアロパーツをボディ各部に追加するほか、専用のフロントロアグリルデザインを与え、個性を強調します。

 なお現時点で新型カムリのボディ寸法などのスペックは非公表ですが、トヨタ米国法人からサイズアップに関する発表が行われなかったことに加え、基本のプラットフォームを現行型から継承していたとすれば、大きな変化はないものと予想されます。

 新型カムリでは、内装も全面的にイメージを変えています。

 現行型では8インチ(後期モデルでは9インチ)だったセンターディスプレイも、新型カムリでは最大で12.3インチに拡大。

 音声認識機能も含むコネクティッド機能がより充実し、スマートフォンとの連携も強化されました。

 メーターまわりも、ベースグレードで7インチ、上位グレードで12.3インチのデジタルメーターが備わるほか、10インチのヘッドアップディスプレイも設定されます。

 シートもクッションの形状や密度を変更するなどし、快適性を向上させました。

 米国向け新型カムリ(2025年モデル)は、2024年春に各販売店への納車を開始する予定で、米国での販売価格などについては現時点で発表されていません。

※ ※ ※

 国内向けの現行型カムリは、2023年4月に公式サイト上で現行モデルを年内に生産終了すると発表しています。

 現段階で新型カムリの国内販売に関する発表はなく、40年以上続いた歴史が2023年中に終わってしまうかもしれません。

 グローバルで刷新した新型が国内にも再投入される日が来るのか、今後の展開が引き続き注目されます。

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