トヨタが新型「FF最大・最上級セダン」世界初公開へ! 約7年ぶり全面刷新の「カムリ」11代目はどうなるのか
トヨタの米国法人が、日本時間の2023年11月15日正午(現地時間14日22時)に新型「カムリ」を世界初公開します。日本では生産が終了するカムリは、米国で進化を続けるようです。
11代目の新型「カムリ」世界初公開へ
トヨタの米国法人が、日本時間2023年11月15日正午(現地時間14日22時)に11代目となる新型「カムリ」を世界初公開します。
カムリは1980年、「セリカ」の派生車「セリカ・カムリ」としてデビューしたミッドサイズセダンです。
1982年登場の2代目からはセリカの名称が消え、カムリとして独立。そして以降、モデルチェンジを重ね、現在は2017年登場の10代目が展開されています。
初代こそFRでしたが、2代目以降はFFモデルに変わっており、10代目は現在のトヨタ車のラインナップの中では「FF最大・最上級セダン」という位置付けです。
この10代目は、TNGAプラットフォームの採用による高い走行性能や、先進運転支援「トヨタセーフティセンス」が採用され、内外装もスポーティさと上質さを表現したものとなるなど、大幅な進化を遂げています。
日本国内では、セダン需要の低下などから2023年12月下旬に生産が終了する予定ですが、一方で北米地域では、21年連続でミディアムサイズセダン部門の最量販モデルとなるなど人気を博しています。
2023年8月には最新型(2024年型)も発売。上級仕様の「LE」「XLE」に加え、スポーツ仕様の「SE」「XSE」や、ハイパフォーマンス仕様の「TRD」、特別仕様の「Nightshade Edition」など多彩なタイプが展開されています。
そんな中、トヨタの米国法人は、10月19日に1枚のティザー画像を公開しました。
昨今のトヨタ新型車で特徴的な「コの字ヘッドライト」が浮かび上がるフロントフェイスのシルエットが写っており、「A New Dawn is Coming(新しい夜明けがやってくる)」といったメッセージが添えられています。
この画像に対してSNSなどでは「次期型カムリが登場するのでは?」と話題になっていました。
そして11月9日には、トヨタの米国法人がさらに新たなティザー画像を公開。
リア周辺を写したもので、テールライトなどのデザインが水平基調であることや、「AWD」「HEV」のエンブレムが付与され、ハイブリッドかつ全輪駆動のモデルが用意されることが分かります。
画像には「新型カムリは11月14日22時(東部時間)にデビュー。今後の続報にご期待ください」というメッセージも添えられており、発表されるモデルが「新型カムリ」であることが今回初めて明示されました。
11代目となった新型カムリがまもなく姿を現します。6年ぶりに全面刷新したカムリは、どのような進化を遂げたのでしょうか。本日の発表が注目されます。
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