ホンダはスポーツツアラー「NT1100」に新たなカラーリングを採用し上質感を追求した新モデルを、2023年11月24日から発売すると発表しました。

　NT1100は、「快適性」と「多用途性」を高次元でバランスさせることで、日常の扱いやすさと長距離走行の快適さを両立した本格的な2人乗りのツアラーモデルです。

　最高出力102馬力・最大トルク10.6kgf・mを発揮する1.1リッターエンジンを搭載し、トランスミッションには変速操作を自動化した「デュアル・クラッチ・トランスミッション（DCT）」を標準装備。

　この低回転域から力強いトルク感を発揮するパワーユニットに加え、走行状況に応じた出力特性のモードを選択可能としたライディングモードや巡航時に便利なクルーズコントロールなど、快適で安全な走行をサポートする性能と機能を充実させています。

　さらに、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応した6.5インチのタッチパネル式TFTフルカラー液晶マルチインフォメーションディスプレイなどの現代のニーズに合せた先進的機能も採用したことで、より確実かつ安心感をもったライディングを楽しむことが可能です。

　そのほか、アップライトなライディングポジションや十分なストローク量を確保したサスペンション、手動で5段階に高さ調整が可能な大型のウインドスクリーン、防風性に配慮した形状のフェアリングなどを採用。2名乗車時でも快適で上質なクルージングを求めるベテランライダーの厳しい要望にも応える本格的なツアラーモデルを完成させました。

　今回、NT1100に新たに採用されたボディカラーは、鮮やかで深みのある赤色によって高い上質感を表現した「キャンディークロモスフィアレッド」。

　また、これまで設定されていた「マットイリジウムグレーメタリック」の設定は継続され、全2色が選択可能となっています。

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　発表された新しいNT1100の車両価格（消費税込）は、169万4000円です。