いすゞが新型「ド迫力SUV」初公開! オシャ内装&MT設定あり! 新「D-MAX」タイに登場

いすゞは2023年10月6日、大幅改良した1トン積みピックアップトラック新型「D-MAX」を10月12日にタイで発売し、順次グローバルに展開することを発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

顔が変わった! いすゞの新型「D-MAX」初公開

 いすゞは2023年10月6日、大幅改良した1トン積みピックアップトラック新型「D-MAX」を10月12日にタイで発売し、順次グローバルに展開することを発表しました。

顔が変わった!いすゞ新型「D-MAX」
顔が変わった!いすゞ新型「D-MAX」

 D-MAXは2002年の初代デビュー以来、アジア、欧州、中東、アフリカ、中南米、オセアニアなど100か国以上の国と地域で販売されているグローバル戦略車です。現行モデルは3代目にあたり、2019年にフルモデルチェンジを受けて登場しました。

 シングルキャブ、エクステンドキャブ、ダブルキャブの3モデルを合わせたD-MAXのグローバル販売台数は約34万台。

 そのうち1トン積みピックアップトラック最大市場であるタイでは約18万台(シェア45%)を記録し、トヨタ「ハイラックス」と並んで国民車の様相を呈しています。正規導入されていない日本では想像できないほど高い人気を誇るのです。

 今回改良された新型の見どころは、まずエクステリアデザインです。「剛」(STRONG & AGGRESSIVE)、「駆」(SPORTY)、「進」(FUTURISTIC & DIGITAL)をコンセプトに、空力性能も追及され、より力強く、よりスポーティな印象になりました。

 ボディサイズは、全長5280mm×全幅1870mm×全高1810mm(ダブルキャブ)です。

 インテリアデザインのコンセプトは「靭」(STRONG & SUPPLE)、「麗」(HIGH-CLASS & SOPHISTICATED)です。スイッチやシート素材の見直しを通じて、操作性と高級感の向上が図られました。

 渋滞時の前車追従走行をはじめとするADAS(先進運転支援機能)の拡充も図られています。新世代ステレオカメラを新たに採用し、衝突被害軽減ブレーキの作動制御をより緻密化。また、フロントガラスの曇りによる未作動を防止するためカメラレンズの周囲に電熱線が追加されました。

 エンジンは3リッターまたは1.9リッターのディーゼル仕様。ミッションは6速ATまたは6速MT、駆動方式は2WDまたは4WD。装備の違いによるグレードと合わせてバリエーション豊富です。

 タフで悪路走破性が高いピックアップトラックは、現地では商用・乗用の兼用で使われています。いすゞの調査によると、グローバル需要は底堅く、2022年には約216万台とコロナ直前(2019年)の水準まで回復。今回D-MAXの改良によって、各国の市場でさらなるシェア拡大を目指すといいます。

 タイ・バンコクで行われた発表イベントで、いすゞの南真介社長COOは、次のように述べました。

「いすゞは、カーボンニュートラル社会実現に向けて積極的に取り組んでいます。今後、タイにてバッテリーEVピックアップトラックの生産を計画しており、まずは欧州から導入し、タイを含め市場のニーズに応じて順次投入を検討していく予定です」

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