「スバルXV」が「本命」のワケ もはや派生ではない? スバル主軸の一端へ(写真28枚)

スバル「インプレッサ」シリーズの派生型として誕生した「スバルXV」ですが、3代目にあたる新型は、シリーズのみならずスバルの主軸の一端をも担う「本命」になっていました。

気が付けばスバルの主軸の一端に

「スバルXV」は、いまでこそ名称から「インプレッサ」の文字が消えていますが、もともとはハッチバックモデルである「インプレッサ」の派生モデルとして誕生しました。

「インプレッサ」シリーズは、年間95.8万台のスバルの販売のうち、25.7万台を占める大きな柱。「レガシィ」の29.8万台、「フォレスター」の27.2万台に続く、第3位が「インプレッサ」シリーズです。

 同シリーズは、ハッチバックとセダン、クロスオーバーの「スバルXV」と3モデルが存在しています。ところが、先々代モデルの派生モデルとして誕生した「スバルXV」は、ぐんぐんと販売を伸ばしており、先代の最後には、世界中で販売される「インプレッサ」シリーズのなんと6割ほどが「スバルXV」、残りの4割がハッチバックとセダンという配分になってしまっていたのです。

 そんな状況では、「『スバルXV』は派生」などとは言っていられません。

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