スバル新型「スポーツセダン」がスポーティさ爆上げ!「WRX S4」にド迫力の“大型リヤウイング”再び設定! なぜ復活した?
スバル「WRX S4」の改良モデルが発表され、安全性や機能性が向上します。そして、先代モデルにオプション設定されていた「大型リヤウイング」が復活することになったのですが、なぜ再び設定されるのでしょうか。
登場3年目に“大きいウイング”が復活!
スバルのスポーツセダン「WRX S4」の改良モデルが発表され、2023年9月7日に先行予約が開始されました。
2021年にフルモデルチェンジしたWRX S4は、現在スバル唯一のセダンとしてラインナップされています。
パワートレインは、2.4リッター水平対向直噴ターボエンジンと、進化したCVT「スバルパフォーマンストランスミッション」を搭載。
エンジンとCVTのきめ細かな協調制御がもたらす素早い変速や操作に対する応答性の良さにより、ドライバーの意思に忠実な走りを可能にしました。
プラットフォームはWRX初となる「スバルグローバルプラットフォーム」とインナーフレーム構造を採用し、高い安全性やドライバーの意思に忠実なハンドリングや、快適な乗り心地を実現しています。
外観は、走りを予感させるスポーティなデザインに、ヘキサゴングリルからはじまる塊感のあるボディなど、パフォーマンスセダンに相応しいアグレッシブなスタイリングを実現。
ヘッドライトとテールライトはWRX S4独自の「コの字」の特徴的なデザインとするとともに、テールライトは溶けたマグマのように光る灯体を採用しました。
今回の一部改良では、ステレオカメラ+広角単眼カメラを搭載した“3眼”の「新世代アイサイト」を搭載したほか、全グレードに「アイサイトX」を標準装備。
新機能のフロントビュー自動表示(AUTOモード)を採用したマルチビューモニターを標準装備したほか、「ハーマンカードンサウンドシステム」を「STI スポーツR EX」に標準装備しました。
プレミアム感に磨きをかけた「WRX S4」ですが、改良モデルで注目されるのが「大型リヤウイング」のオプション設定が復活したことでしょう。
先代の「WRX STI/WRX S4」にも大型リヤウイングは設定されていたのですが、フルモデルチェンジで廃止。
現行モデルは、ボディ形状やパーツで十分な空力性能を実現していることからリヤウイングの設定がなくなったのですが、再び設定されることになったのです。
復活した理由についてスバルは、「マーケットからの要望が多かったことも一因としてありますが、走りの愉しさを高揚させる大型リヤスポイラーを設定することで、高いパフォーマンス性能を可視化し、迫力のあるスタイリングで、お客さまのスポーツマインドを刺激することができると判断したためです」と説明します。
大型リヤウイングを装着したWRX S4は迫力満点。リアのスポーティさが強調されており、より一層アグレッシブな走りが期待できそうです。
大きなウイングがWRXの特徴となっていただけに、復活のニュースはクルマ好きにとって朗報と言えるのではないでしょうか。
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改良モデルではグレード体系の見直しがおこなわれ、「GT-H EX」「STIスポーツ R EX」に絞られました。このうち、STIスポーツ R EXに大型リヤウイングがオプション設定されます。
新型WRX S4に関する価格などの情報は、2023年秋の発表時に明らかにされるものと思われます。
正直、今日日、日本国内では性能面では不要な装備だし、アレを見てかっこいいと思う人間がどれぐらいいるのだろうか?