クルマの下取り、より高く売るコツ 査定額の高いクルマの傾向とは?
高く売れる車種、時期は存在する?
2017年4月現在、クルマの下取りにおける高査定のトレンドとしては、日本自動車査定協会も中古車販売店も「背の高い(いわゆるハイト系)軽自動車とワンボックスカーは、全体的に高い傾向」といいます。そしてクルマの色については「白(パール)」と「黒」、中古車販売店はそのふたつに加え「グレー」を挙げました。
「車室が広いなど、機能性が高いクルマがやはり人気です。色は全般的に白、黒、グレーが高い傾向にありますが、多色展開しているクルマについては、それら以外に人気の色が存在することもあります」(中古車販売店)
両者とも、セダンや排気量の大きいスポーツカーなどは、下取り額が低い傾向にあるといいます。しかし「新車で人気がなく、中古車市場にあまり出回っていないクルマがプレミア的な価値をもつ」(日本自動車査定協会)こともあり、特にスポーツカーに多いそうです。
ただ、査定額は刻々と変わる市場の状況に大きく左右されるとも。
「たとえば現在、オートスライドドアが付いているワンボックスは査定額が高いといわれますが、多くのクルマに標準的に装備されれば、その状況は変わります。いま高いクルマでも、ほかのメーカーからそのライバルとなるクルマが発売された途端、一気に下がることもあります」(日本自動車査定協会)
実際に下取りを行う中古車販売店では、そのときの店の在庫状況によっても価値は変わるとのこと。しかしながら、「1月1日に年式が切り替わるので、年が明けてから下取りするよりは、前年の10月や11月にしたほうが高くなりやすい」といいます。
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提供:乗りものニュース