「えっ…!」 全長7mの「謎のセンチュリー」爆誕!? 豪華過ぎる内装が凄い! 「ジャパニーズ ロールス・ロイス」と名付けられたモデルの正体とは
日本のショーファーカーを代表するトヨタ「センチュリー」ですが、まるでロールス・ロイスのような1台があるようです。
ロールスロイスのようなセンチュリーとは
トヨタの最上級モデルとして、長い歴史を持つ「センチュリー」。
日本国内外で政府要人やVIPなどの特別な需要を満たすために設計された車種であり、高級感や快適性、安全性に重点が置かれたモデルです。
そんな国産の高級車を代表するセンチュリーですが、イギリスの高級車ブランドであるロールス・ロイスのような1台があるようです。
センチュリー登場は1967年で、すでに50年以上の歴史があり、高度経済成長期より日本の歴史を見守ってきた一台といえるでしょう。
センチュリーは、お抱え運転手によって目的地までの移動を行う「ショーファーカー」として長い歴史を誇ります。
ちなみにセンチュリーという名前は、初代が登場した年がトヨタグループの創設者である豊田佐吉氏の生誕100年に由来しています。
2代目は1997年、3代目は2018年に登場していますが、今回の「ジャパニーズロールス・ロイス」ともいわれるモデルは1991年式のもので、初代となります。
初代センチュリーは1964年に登場した「クラウンエイト」の後継モデルと位置付けられていました。
3リッターV型8気筒エンジンを搭載し、ボディタイプは4ドアセダンのみの設定です。
外装内装ともに、和のテイストを重視した重厚なものであり、トヨタの職人たちが手をかけて作った高級感と伝統のある雰囲気が特徴的です。
それでは、日本の和のテイストやものづくりの技術がこめられた初代センチュリーが、ロールス・ロイスのように生まれ変わったモデルとはどのようなクルマなのでしょうか。
ジャパニーズロールス・ロイスについて、施工を手掛けた経緯についてコーストの真木氏は次のように話します。
「センチュリーのリムジンに長年乗っていたお客様が当店のホームページを見て来店しました。
お客様の要望が『ぱっと見ピカピカにしてほしい』とのことだったので、センチュリーらしい高級感のある外装にすることと内装は高級感のある外装にあうように大きく作り変えました。
センチュリーは1991年式のもので、古いクルマを蘇らせるセミレストアをしました」
このような経緯で誕生したジャパニーズロールス・ロイスにはどのような特徴があるのでしょうか。
「まず外装はオーダー通り黒でピカピカに塗装し、足回りがへたっていたので、現代版の部品で加工しました。
また、センチュリーはトヨタの職人が手をかけて作ったものなので、内装は伝統的な雰囲気を継承しつつ、新旧の融合を図るようなデザインにしました。
全体的に当時の角ばったデザインや曲面を残しながら新しい物に取り替えていくことを意識しました」
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こだわって作られたセンチュリーをさらに際立たせるジャパニーズロールスロイスは、施工主のこだわりが込められた唯一無二の1台となっています。
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