トヨタが新型「センチュリーSUV」を世界初公開か? 謎のリアビューが話題に! イマ分かる新モデルの特徴は?

センチュリーSUVはどんなクルマに?ティザー画像からわかることとは

 では、この新型車が仮にセンチュリーSUVであった場合、どのようなクルマになると考えられるのでしょうか。

 まず確実に言えるのは、国産SUVとしてはもちろん、国産車としてもトップクラスの価格帯のモデルになるということです。

 現在、通常のセンチュリーは2008万円というワンプライスで販売されています。

 これはトヨタおよびレクサスの全モデルの中でも最も高価なものであり、まさに「別格」の存在であることがわかります。

 このことから、センチュリーSUVは少なくとも2000万円以上、場合によっては2500万円を超える価格で登場する可能性も考えられます。

 当然、内外装の質感や機能装備は最上級のものが惜しみなく使われることでしょう。

 センチュリーSUVのためだけの専用装備も多く備わることが予想されます。

 また、ティザー画像に映っている人の大きさから考えると、そのボディはかなり大柄なものとなりそうです。

サイドビューも威厳たる存在感放っている「センチュリー」 SUVになるとどうなのか?
サイドビューも威厳たる存在感放っている「センチュリー」 SUVになるとどうなのか?

 全長5340mm×全幅1930mmというセンチュリーと同等以上のボディサイズとなることは確実です。

 パワートレインについては不明ですが、ティザー画像からはフューエルリッドと思われるものが確認できるため、少なくとも内燃機関を搭載している可能性が高そうです。

 デザインについてティザー画像からわかることは限られていますが、随所に見られるシルバーの加飾は、センチュリーのイメージと重なります。

 一方、リアコンビネーションランプはセンチュリーのものとは異なるデザインとなっている点は注目です。

 気になるのは、2023年9月6日に行なわれるというこの新型車の発表をトヨタは「ワールドプレミア」と表現していることです。

 これまで、センチュリーはごく一部の例外をのぞいて日本国内でのみ販売されてきました。

 一方、過去の事例を見ると、トヨタが「ワールドプレミア」と表現するのはグローバルモデルが大多数を占めていることから、センチュリーSUVが海外進出を果たす可能性も十分に考えられます。

 いずれにせよ、現時点で判明していることはごくわずかであり、その全貌が明らかになるのは9月6日を待たなければならないようです。

※ ※ ※

 世界を見ると、ロールス・ロイス「カリナン」やベントレー「ベンテイガ」、メルセデス・マイバッハ「GLS」などの超高級ショーファーSUVがすでに存在しています。

 もし本当にセンチュリーSUVが登場し、さらにはグローバルモデルとして海外に展開されるのであれば、そうした超強力なライバルたちとの競合は避けられません。

 ただ、かつてレクサス「LS」が日本独自の感性で欧米の高級車メーカーを震撼させたように、センチュリーSUVも欧米のモデルにはない魅力を存分にアピールすることができれば、並みいる強力なライバルたちと互角以上の戦いを見せるかもしれません。

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Writer: PeacockBlue K.K. 瓜生洋明

自動車系インターネット・メディア、大手IT企業、外資系出版社を経て、2017年にPeacock Blue K.K./株式会社ピーコックブルーを創業。グローバルな視点にもとづくビジネスコラムから人文科学の知識を活かしたオリジナルコラムまで、その守備範囲は多岐にわたる。

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