なぜ「交通取り締まり情報」は“事前”公開される? “HPやSNS”で詳しい場所までわかる! 警察がそこまでする理由とは
警視庁や各道府県警察では、交通取り締まり情報をウェブサイトやSNSアカウントで“事前”に公開しています。これにはどのような理由があるのでしょうか。
なぜ「交通取り締まり情報」を事前公開?
警視庁や各道府県警察は、ウェブサイトやSNSアカウントなどで交通取り締まりを行う場所などの事前情報を定期的に公開しています。
これはなぜなのでしょうか。
クルマを運転するドライバーは交通ルールを遵守する必要がありますが、違反行為が確認されると警察による交通取り締まりを受けます。
この交通取り締まりについて、実は警視庁や各道府県警察が、行う場所などの情報を事前に公開しています。
例えば、警視庁ウェブサイトの「公開・重点取り締まり」のページを見ると、その月の主な取り締まりについての情報が記載されています。
飲酒運転、自転車、重点取り締まり場所など種類は様々ですが、なかでも速度違反は「千代田区 半蔵門駅通り 千代田区隼町3番付近」「港区 環状2号線 港区西新橋2丁目付近」など、管轄署ごとに取り締まりをする場所が詳細に記載されています。
このほか、各警察の公式ツイッターアカウントでも交通取り締まり予告がされています。
兵庫県警察本部交通企画課が投稿した2023年7月18日の取り締まり予定を見ると、「神戸 国道2号 速度」「阪神 国道173号 速度」「淡路 国道28号 交差点関連」など、取り締まりの内容や場所などについて細かく記載されていることが分かります。
またツイートには、日によって可搬式オービスを用いた取り締まりについても投稿されています。
可搬式オービスは、持ち運びが可能な速度違反自動取り締まり装置を指し、従来の速度取り締まりに比べて、一定のスペース確保が不要であったり、取り締まり困難とされる狭い道路などでも取り締まりが可能となっています。
ではなぜ可搬式オービスについてまでも取り締まり情報を公開しているのでしょうか。兵庫県警の担当者は以下のように話します。
「あくまで交通事故を未然に防ぐことが目的です。取り締まりのためにというよりは、ドライバーの皆さんに安全運転を心がけてもらうために公開しています」
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警察官の交通取り締まりは、「取り締まり」を目的としているわけではなく、あくまで交通事故の防止であったり、ドライバーへの安全運転を心がけてもらったりするために行っていることが前提であることを忘れてはいけません。
前出の兵庫県警のツイッターアカウントも、「この情報は、交通事故防止のために公開しています。みなさん安全運転をお願いします!」と呼びかけています。
ドライバーは交通取り締まり情報を把握しておくことで、より一層安全運転を心がける意識を持つといえるでしょう。
場所と日時を公開してでも捕まる人は、最初から安全運転の精神が欠如しているということです。
自分の地元の取締重点箇所は全部頭に入っているのですが、市内の人ならかなりの人が知っている筈なのに一時不停止で捕まって待機場所に引っ張られまくりです。
自分は必ず止まる方なので、死角からこっそり覗いている警官と目が合ってニコ!と笑い返すこともありますね。
単純に捕まる人は何時でも何処でも一時停止してないとか、危ないから速度制限されているのにぶっ飛ばすから捕まるのであって、自業自得なんですよね。
あと、公開しておかないと、「コソコソ隠れて取り締まりやがって!他にもやることあるだろう!」とか言い出す人が居るからかと。公開しているのに捕まる人の方がマヌケなんですよね。