「最近の軽自動車は眩しい!」ってホント!? 意外と知らなかった、軽自動車の「最新ヘッドライト事情」とは!
「最近の軽自動車のヘッドライトは眩(まぶ)しい」という声を時々聞きますが、本当に軽自動車が眩しくなっているのでしょうか。このように言われる原因と最近の軽自動車のヘッドライト事情について話を聞きました。
最近の軽自動車は…眩しい!?
クルマを日常的に運転する人から、「最近の軽自動車のヘッドライトは眩(まぶ)しい」という声を時々聞くことがあります。
たしかに信号待ちなどで後ろの軽自動車のライトが明るいなと感じることもありますが、これには一体どのような理由があるのでしょうか。
最近の軽自動車のヘッドライト事情について、中古車販売店の整備士に話を聞いたところ、以下のような回答がありました。
「軽自動車のヘッドライトの明るさが増しているのかという質問ですが、じつは軽自動車に限らず、最近のクルマは全般的にヘッドライトが明るくなっています。
その理由としては、ヘッドライトの光源に『HID』や『LED』を採用するモデルが増えていることが挙げられるでしょう。
以前のクルマのヘッドライトの光源は、ハロゲンガスを用いた『ハロゲンライト』が主流でした。これは黄色みがかった光が特徴で、現行車種でもグレードによってはハロゲンライトの採用を残しているものもあります。
しかし、2000年代半ば以降にはより明るいHIDが登場し、近年ではさらに明るさの増したLEDのヘッドライトを採用したモデルが一般化しています。
HID、LEDのライトの特徴は、前述のようにハロゲンよりも明るく、それでいて「白く鋭い光」を放ちます。とくにHIDはその特徴が顕著に見られます。
これはクルマの前方を広く明るく照らすため安全運転に貢献するのですが、その一方で周囲のクルマにとっては眩しい光が増しているとも言え、つまり『対向車のライトが眩しいと感じる機会が増えた』原因は、LEDなどの最新式ヘッドライトを搭載するクルマが増えたことにあると考えられます(中古車販売店の整備士)」
さらに加えて、近年採用の増えている先進機能「オートハイビーム機能」も眩しい原因のひとつとして考えられると言います。
これは、先行するクルマや対向車のライトを自車が自動で認識して、自動でハイビームとロービームを切り替える便利な機能。
しかし、カーブやアップダウンの続くような道路状況のほか、対向車との距離があるため先方のライトが検知できていないなど状況では、ドライバーの意図しないタイミングでハイビームになってしまうケースも現実的にあります。
そのような場合には、ハイビームに照らされた対向車のドライバーは当然のように「眩しい!」と感じてしまうでしょう。
その場合はレベライザー(光軸調整ダイヤル)を1~2段下げるとかしないんでしょうかね。ロービームでさえハイビームのように眩しい車が多すぎます。ハイビームであるかのような照射を受けることが多く、こちらも当然ながら眩しすぎて前方が見えないのでハイビーム返しとなります。
あと、後ろの車のライトがオーバーヘッドシェルフ辺りまで照らされることも多く、自分の場合は市街地では前車が眩しくない基準はリアガラスにライトが当たらない高さと決めています。
今は運転席から任意にリアガラスのカーテンの開閉ができるように何か安くて簡単な方法を思案中。
ダイハツのウェイクや先代タントはマジで眩しい
ダイハツ車とそのOEM車が特に眩しく感じます。
アレで本当に車検に通るのかしら?
『幹線道路でロービームのままだと違反』なのであれば,それと同様に『住宅地でハイビームのままだと違反』にしてほしいと思います。