バンパーに隠れた「謎のライト」何に使う? 点けてもあまり明るくない…!? 路上では「誤った点灯」が横行!「正しい使い方」とは
愛車にも「フォグランプ」を装備したい! どうすればいい?
正しく使用することで安全運転にもつながるフォグランプですが、それとともに「ドレスアップパーツ」としても人気のアイテムです。
![フォグランプの使用は悪天候などによる視界制限が前提になるので、通常の夜間走行でのフォグランプ点灯は控えなければなりません[画像はイメージです]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2018/10/181015_fog_01.jpg)
普及価格帯の車種であっても、フォグランプを標準装備しているクルマが多いのですが、一部車種の廉価グレードではコストダウンのためにフォグランプが装備されていないクルマもあります。
新車を購入する際に「フォグランプを装備したい!」と考えている方は、購入時に販売店に相談してオプションに追加するか、あるいは標準でフォグランプを装備しているグレードを探して購入すると良いでしょう。
では、もし自分が現在使用しているクルマにフォグランプが付いていない場合にはどうすれば良いのでしょうか。
じつはフォグランプは後付けすることも可能です。
車種によって価格は異なりますが、メーカー純正品なら本体価格はだいたい2万円から5万円。取り付け用のアタッチメントが1万円から2万円。ガーニッシュなど装飾品も求める場合はさらに追加で2万円から3万円もあれば、部品代としては足りるでしょう。
ただし、それに加えて取り付け工賃も発生します。
フォグランプの後付けにかかる総額を加味すると、標準でフォグランプを装備しているグレードに買い替えた方がお得になるケースもあるため、手間や金額を比較した結果にもよりますが、クルマを新車で購入する際には最初にフォグランプを装備しておいた方が良いかもしれません。
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注意する点として、フォグランプはあくまでも“霧などで視界が悪いとき”に使うべき補助灯です。
強い光で自車の位置を対向車に示してくれる便利な安全装備ですが、その反面、天候の良い時に点灯すると対向車のドライバーにとって不要にまぶしい存在となってしまう危険性もあります。
また、前述のとおりフォグランプだけを点灯して走行することは交通違反として検挙される可能性があります。
フォグランプは濃霧時に安全性を高める大切な装備ですから、使い方を間違えないように注意するとともに、交通ルールを守ってドライブしましょう。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。















