「あれ、なにか違う…」 トヨタの「謎のハイラックス」実車展示! 張り出し感ヤバめ… 正体は?

「群馬パーツショー2023」の会場には、日本では見慣れないハイラックスが展示されていました。

サプライズで登場したナゾのハイラックスGRスポーツの正体とは

 2023年7月上旬に開催された「群馬パーツショー2023」の会場には、日本では見慣れないハイラックスが展示されていました。
 
 このハイラックスはどのようなモデルなのでしょうか。

謎のハイラックスが展示されていた… その正体は?
謎のハイラックスが展示されていた… その正体は?

 群馬パーツショー2023の会場には多くのオフロード4WDやSUVなどが展示されましたが、ピックアップトラックの需要が高い群馬県だけであって、トヨタ「ハイラックス」の出展が多いのも、このイベントの特徴です。

 その中で、一際目を惹いたのが、GRブースに展示されていた1台の「ハイラックスGRスポーツ」。

 日本で販売されている車両とは、明らかに違うエクステリア。

 会場のスタッフに聞いたところ、これはニュージーランド仕様のハイラックスGRスポーツでした。

 海外では、日本のGRスポーツ仕様車よりもボリューミーな形状のパーツを付けた車両が多様にあります。

 このニュージーランド仕様は、そのうちの1台。

 まずすぐに目に入るのが、ヘキサゴンデザインながら米国モデルの「タコマ」や「タンドラ」のようなより立体的なフロントグリルです。

 しかも、グリルの一部がヘッドライトの下に回り込んでおり、よりシャープで迫力のある顔付きを創っています。

 また、フロントバンパーも日本のGRスポーツよりも凝った形状で、サイドに大きく張り出したオーバーフェンダーと相まって、スポーティなフロント回りのデザインを構成しています。

 オーバーフェンダーのエアインテークとフォグランプガーニッシュは同一のラインで結合しており、これがポイントとなってタンドラのような高級感も備えています。

 リアオーバーフェンダーやリアバンパーの形状もスポーティなデザインを採用することで、海外で流行しているSUT(スポーツユーティリティトラック)の王道を往くデザインに仕上げています。

 タイヤは日本仕様よりハイトの高い265/65R17サイズを装着し、アルミホイールはヘキサゴンをあしらったメッシュタイプを奢っています。

 シートは、GRマークの入ったレザー+ファブリックのセミバケットタイプ。

 レッドの3点式シートベルトや革巻きシフトノブがレーシーな雰囲気を醸し出すなど、インテリアのスペシャル装備でも抜かりはありません。

 このGRスポーツはニュージーランドでは約670万円で販売されているとのことですので、日本のZ・GRスポーツ(431.2万円)よりもかなり高額なモデルです。

 それでもこのデザインであれば、日本でも飛びつくユーザーは多いのではないでしょうか。

 ちなみに、ニュージーランドの隣国オーストラリアでは2024年にハイブリッド・ハイラックスを発売することが発表されました。

 ハイラックスは仕向け地によって様々なバージョンがあり、日本のユーザーから見ても魅力的なモデルが多いのも事実です。

 日本のニーズを考慮して、現状のモデルに落ち着いていると思いますが、このニュージーランド仕様もぜひ日本での発売を検討してもらいたいところです。

トヨタ・ハイラックス のカタログ情報を見る

【画像】なんじゃこりゃ! 見たこと無い「ハイラックス」展示! 写真を見る!(43枚)

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー