雨の日に役立つじゃん!? クルマの「窓の曇り」簡単に取るには? 「デフロスター機能」の“一発解決”な使い方
デフロスター機能の上手な使い方
デフロスターを使う時は、例えば日産車でオートエアコンが付いている場合、「FRONT」と書かれた扇形と上向き矢印のマークのボタンを押します。そうするとデフロスターがオンになり、フロントガラスにエアコンの強い風が当たって曇りを取ることができます。
マニュアルエアコンの場合は、まず内外気切替レバーを外気導入側に切り替え、吹き出し口をデフロスターの位置に回し、さらに風量を最大、温度は高温側に回してから、エアコンをオンにします。

トヨタ車の場合も同様に、オートエアコンはデフロスタースイッチを押し、マニュアルエアコンは吹き出し口を設定するダイヤルを曇りを取るマークの位置まで回すことでデフロスターを作動させることが可能です。
この時、外の空気を取り込む「外気導入」モードにしておくこと、オートエアコンは設定温度を下げすぎないこと、マニュアルエアコンは温度設定を低温側にしないことがポイントです。
内気循環にすると、湿度の高い車内の空気を循環させることになるため、曇りが取れにくくなり、エアコンの温度を下げすぎてしまうと、外気との温度差によってガラスの外側に曇りが生じてしまう恐れがあるためです。
また、リアガラスが曇ってしまった場合には、「REAR」の表示のある「リアウインドウデフォッガースイッチ」をオンにすることで曇りを取ることができます。
ただし、リアガラスはフロントガラスとは異なり、リアガラスに張られた電熱線に熱を通してガラスを温めることによって、曇りを取る仕組みです。
風を直接当てるフロントガラスよりも曇りを取るために時間がかかるため、曇りが気になり始めたら早めにリアウインドウデフォッガーをオンにすると良いでしょう。
Writer: 青田 海
2023年4月よりライターとして活動を開始。初心者にもわかりやすく読みやすい構成を心がけ、自動車を中心に新車情報、カーライフにまつわる話題など幅広い記事を執筆している。芸能分野に詳しい。











