レギュラー平均169.3円 ガソリン4週連続値上がり! 最も高い県は180円に迫る勢い
経産省資源エネルギー庁が、ガソリン店頭価格を発表しました。レギュラー全国平均は、4週連続の値上がりです。
先週から0.6円アップ
経済産業省資源エネルギー庁は2023年6月14日、レギュラーガソリンの12日時点の店頭小売価格(消費税込)を発表しました。
全国平均は1リットルあたり169.3円で、先週(5日)から0.6円高くなりました。
4週連続の値上がりです。
都道府県別にみると、34都県で値上がり、4府県で横ばい、9道府県で値下がりをしています。
店頭価格で最も安かったのは岡山県で163.9円、次いで兵庫県と徳島県164.0円、宮城県164.5円です。
一方、最も高かったのは長野県で179.1円、次いで長崎県178.1円、鹿児島県177.0円でした。
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原油価格の高騰を受け、政府は2022年1月から石油元売り企業に補助金を出す価格抑制策を実施しています。
対象はガソリン・軽油・灯油・重油です。補助金は、2023年5月の1リットル上限25円を基準に6月以降は補助率を9割、8割と2週間で1割ずつ引き下げていき、9月末に終了となります。
経産省によると、補助金がない場合のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、6月19日時点で180.1円になると見ています。
このような状況を踏まえ、補助金の支給単価は10.0円でしたが、あす15日から9.6円に減額される予定です。
補助金が少なくなることは、厚生損失が(死荷重)が減少して経済が効率的になることで、日本の経済発展のためには良いことです。補助金により安いガソリンで経済的に効率的でないガソリンの使用が抑制されるということを理解できずに文句をいう知的水準の人が多いのが日本人の現状なのが情けないです。