なぜトヨタが「ランクル復活」を告知! まさか「プラド」全面刷新? ボディサイズ拡大? 予想される次期型とは
なぜ「ランドクルーザー」関連のティザーなのに…次期型プラドの登場が予想されるの?
ちなみにプラドは、ヨーロッパではマスコットネームのない「ランドクルーザー」の名前で販売されています。
現行型は日本で馴染みのある5ドア以外に3ドアも用意。また、5ドアには5MTが設定されるなど、欧州仕様のニーズに応えたラインナップ(英国圏向けに右ハンドルも用意)。
大きすぎないボディサイズであることもあり、欧州全域で人気が高い車種になっています。それだけに、ニューモデルへの期待は大きいのではないでしょうか。
ちなみに米国でもトヨタアメリカが、欧州同様に40系、50型、60系、70系の車名バッジが矢継ぎ早に変わるティザーをSNSで配信。
こちらは欧州向けとは違い、『伝説が帰ってきた』というキャッチコピーが付けられています。
ランドクルーザーは、トヨタが初めて北米市場で成功した車種。
FJ40や55/56型などは彼の地でのニーズに応えたモデルと言えます。
しかしアメリカでは2021年を最後に、ランドクルーザー200系が販売を中止。
300系は導入されず、レクサス「LX」のみの販売に留まっていました。
しかし、40系をはじめ、未だにアメリカには多くの熱狂的ランクルファンがおり、同国内での復活が望まれていたところです。
現地メディアはランドクルーザー復活を歓迎しつつ、新型モデルは先頃発表されたレクサス「GX」とシャシが共用される可能性が大きいと報じています。
もしこれが事実とすれば、ボディサイズは300系とほぼ同等。
従来のプラドよりもかなり大きくなると考えられますが、こうなった場合、果たして欧州市場の反応がどうなるのか、非常に気になるところです。
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新型ランドクルーザー(250系/プラド)は日本でも年内中に発表されるのではないかと言われています。
同じくウワサされている「ランドクルーザー70系の再々販売」も実現すれば、2023年はまさにランドクルーザーイヤーになりそうな気配です。
Writer: 山崎友貴
自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に転向。登山やクライミングなどアウトドアが専らの趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて現在も連載中。昨今は車中泊にもハマっており、SUVとアウトドアの楽しさを広く伝えている。
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