マツダ最小SUVは「ディーゼル×MT」も設定! アンダー200万円から選べる“オシャSUV”「CX-3」の魅力は?
数あるマツダSUVのなかで、もっとも小さいモデルが「CX-3」です。デビューから8年が経過したロングセラーモデルですが、どのような特徴があるのでしょうか。
オシャレで取り回しの良いコンパクトSUV
マツダは6車種のSUVをラインナップしていますが、そのなかでもっともコンパクトなモデルが「CX-3」です。
CX-3は「デミオ(現:マツダ2)」のプラットフォームをベースとしたSUVとして2015年2月に登場しました。
登場から8年を迎え、熟成が進んだモデルといえますが、CX-3の魅力はどこにあるのでしょうか。
SKYACTIV技術と魂動デザインを全面的に採用した新世代商品の第5弾となるCX-3は、上質かつスタイリッシュなデザイン、どのようなシーンでも使いやすさを追求したサイズとパッケージング、運転が楽しいと感じられる走行性能を高次元で融合したモデルです。
外観は、塊感のあるボディサイドとそれに対比させる伸びやかなキャビンや、ショートオーバーハングなどにより、存在感のあるプロポーションを実現。
内装は、ドライバーを中心としたコクピットや“包まれ感”のあるドアトリムなど、先鋭的かつ上質なインテリアとし、ディテールの造り込みにもこだわりました。
このデザインはユーザーから好評で、「デザインが秀逸で一目ぼれした」「乗っていてわくわくする」「気分が明るくなる」などの声が寄せられているといいます。
CX-3のボディサイズは全長4275mm×全幅1765mm×全高1550mmと3ナンバーサイズではあるものの、全高は機械式駐車場を利用できる高さに抑えており、街乗りでの取り回しの良さには定評があります。
毎年のように年次改良がおこなわれており、デビュー当初のパワートレインは1.5リッターディーゼルのみでしたが、その後、2リッターガソリンの追加やディーゼルエンジンの排気量アップなどが実施され、現在は1.5リッターガソリンと1.8リッターディーゼルを設定。いずれも駆動方式は2WDと4WDが用意されます。
また、トランスミッションは6速ATに加え、ディーゼル車は6速MTも選択可能。パワフルなディーゼルエンジンをMTで操ることができる、貴重なコンパクトSUVとなっています。
CX-3では、スタイリッシュな特別仕様車がラインナップされているのもポイントのひとつでしょう。
2021年11月の商品改良時に、特別仕様車「Super Edgy(スーパー エッジー)」を設定。エクステリアは、ピラーから上部をブラック塗装した2トーン仕様を採用し、サイドウィンドウから上部のキャビンを一体に見せることで、流麗なスタイルを際立たせました。
また、大胆な配色ときめ細やかな作り込みによる、エレガントなインテリアが特徴の特別仕様車となっています。
価格設定は200万円を切る192万5000円から328万9000円と幅広く、各グレードにより内装素材も変更するなど、多彩な選択肢を用意していることも魅力といえます。
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マツダのクロスオーバーSUVとして、2019年に「CX-30」が投入されました。CX-30はCX-3の後継モデルかと思われましたが、「マツダ3」ベースの別系統のモデルであり、CX-3とCX-30は併売されているという状況です。
2022年度(2022年4月から2023年3月)のCX-3の販売台数は7863台と、同期間のCX-5が2万7250台販売したことを考えると、CX-3は台数はそれほど多くないものの、前年比(2021年度)は100.3%と販売台数をキープしています。
CX-3はロングセラーながら、いまでも一定の需要があるといえそうです。
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